総合格闘技の人気について | 大沢ケンジ オフィシャルブログ powered by Ameba

総合格闘技の人気について

総合格闘技の日本での人気は昔に比べて現在は確実に落ちているけども、自分自身はそれほど悲観していない。

たしかに現在は民放のテレビで総合格闘技の放送はやっていない。
ずっと続いていた大晦日の総合格闘技イベントでさえも去年は放送されなかったから、PRIDEやHEROSがあった頃に比べたら世間の総合格闘技の認知度は驚くほど下がっていると思う。
自分が主催しているジムでも入会や見学にくる人のほとんどが民放で放送されていた時代の総合格闘技で止まっていて、現在の総合格闘技がどうなっているかはあまり知らない人がほとんど。

こんな状態でも自分は総合格闘技の未来にホントに悲観していない。
昔のような熱は難しいかもしれないけども、今現在の総合格闘技の世間の熱に関しては潜在的なファンはもっといるんじゃないかと思う。

それは世界にいろんなスポーツがあるけど、僕自身が思うところで動物として生きる事に必然性のあるスポーツは格闘技と走る事で、中でも100m走と総合格闘技が一番必然性のあるスポーツだと思うから。

100m走は動物として獲物を捕まえる時や逃げる時の速さで必然性があり、やっぱりオリンピックや世界陸上などで世界一が決まる時はものすごい注目が集まる。

そしてもうひとつの総合格闘技は動物が生まれてきた時に一番最初に意識するであろう強さで、強いか弱いかで動物としての生き方が大きく変わる。
いろいろある格闘技の中で、人間が素手で戦った時に誰が最強かを決めるのに今現在一番わかりやすいのが総合格闘技だと自分は思う。
その中で数年前はPRIDEが世界最強の決まる場所だと思われていたから日本や世界中で人気があったんだと思う。

世界最強が決まるとみんなが信じられるものを格闘技に詳しくない人も簡単に見たり知る事ができれば、また少しづつ日本でも人気は上がってくるんじゃないかと自分は思うし、人類世界最強という言葉が男にとってヒーローに憧れる男にとって響かないわけがないと本気で思っている。

そして日本では総合格闘技業界が厳しいという声も聞こえるけど、今は昔日本にあった総合格闘技の中心がアメリカに移っているという混乱で日本の総合格闘技業界が慌ただしいけど、いずれ落ち着いていいようになるだろうというのが自分の楽観的な考え。
しばらくは今のように混乱が続くのはしょうがないかなと思うし、劇的な解決策というよりは時間が解決してくれるだろうと思う。

反対意見もあると思うけど現状自分の考えはこういう事です。

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