おかえりモネが
遂に最終回を迎えました。


感想を一言では
表せないのですが

とてもいい作品に出逢えて
感謝しかないです。


震災から10年。


主人公のモネ
モネを取り巻く家族、友人、地域住民
それぞれの10年を描いている作品ですが


どれも現実で
どこにも悩みや葛藤があって
でも、それは誰かの為であって


人を想う気持ちに
正解、不正解はないんだと


改めて感じる
素晴らしい作品だったと思います。



毎日15分という時間の中に
今までの朝ドラとは全く違う
時間の流れを
スタート当初から感じていましたが


抑揚がないようで
しっかり心に残る言葉を残していく


コロナ禍で大変な思いをしている今


観ている側の心にも
寄り添い
背中を押してくれるような


作り手の想いが沢山詰まっていて
愛を感じる作品でした。



とても難しいテーマだったように
思うのですが
演者さんの演技も本当に素晴らしく
特に清原果耶ちゃんの
モネが日に日に変化する姿を
表情で表現する
お芝居は
十九歳とは思えない
存在感でした。




モネと妹のみーちゃんの関係は
姉妹だった自分にも
とても似ているし

姉妹を育てている母になった
今の自分にも
響くところが沢山あり


姉妹ってこうだよなぁ

という気づきや苦しさもありました。



ゆっくりでも着実に進む
成長するモネの表情や姿を
あたたかく見守る

両親やさやかさんのように
私もなれたらと



子育ても
まだまだ
アップデートしていかなければと
思わずにいられないです。



みんな違って、みんないい。





見逃した方にも
是非観て頂きたい作品です。