エルグランド フロントパワーシート修理 ・ わんちゃんズ - わんちゃんあるじゃん
今日は先日途中まで終えていたフロント パワーシートの修理
スイッチでシートを前後に移動できるしかけ
モーターが不調のようで、取り出すことにした
ようやく取り出せた
まずは、フロントシート下の前にある中央パネルのボルト2箇所をはずす
その後、上の写真のモーター機構を外したり、取り付けたりするには、10mmの6本のボルトでよいことがわかった
中央パネルの裏にあるモーターを取り付けているバーの前の左右2箇所はずす
シート下にある同じバーの左右2箇所をはずす
次の2本がシートの真下にあり、ちょっと苦労する
右側のはずされた状態
左側のはずされた状態
床から出ているL字型の黒い金具にボルトでつけられている一番上の写真にある白い部分をはずす
-------------------
モーターの中を見たが、異常はなさそう
ただ、相変わらず 直流抵抗は0.2Ω
コンタクトクリーナなどスプレーしてみた
モーターの軸を手で回してみたが、回転が固そうだ
一方、右側はモーターからすぐに外れるので、手で回してみたが、重い感じはしなかった
モータが直接つながっている左側のメカ機構の負荷が重くて、うまく回転できないのかもしれない
ウォームギヤと思われる部分の中身を見ようと思ったのだが、左側のケースのネジ4本は固くて、あきらめた
実は、ショックドライバーのヘッド部分はあったのだが、アダプターがなかったので、使えなかった
------------------
取り付けはその逆だが、運転を想定した適当な位置にシートを動かしたところで固定した
しっかりとりつけないと、ブレーキ、アクセルの支点となる腰を支える部分が動いては危険だ
一応、スイッチをオンしてみたが、わずかにぐっと動く感じがする
その後、動く様子はない
10A以上の電流が流れていると思うので、すぐにスイッチをオフにした
やはり、モーターではなくて、左側ウォームギヤの辺りが異常かも知れない
でも、原因が想定できない
次はギヤカバーをはずす工夫を考えた上で、また修理に挑戦
----------------------
ウォームギヤというのは、小さい歯車で大きい減速比が作れるので、モーターは小さなトルクでも、ゆっくりだが、大きなトルクを伝えることができる便利な仕掛けだ
機械には精通していないが、多くの歯車の機構は逆方向からの力でも伝達できると思う
が、ウォームギアは摩擦のある現実では、これが成り立たない
だから、無理にシートを前後に動かそうとしても、モーターは動かないし、シートも動かない
つまり、シート位置はロックされだ状態を維持
安全な仕掛けだが、2本の10mm径のボルトだけで前後の固定は衝突時だいじょううなのだろうかと思ってしまう
エルグランドなどSUVのシートは総じて、重いはず
作業上、気になったのは、フロントカバー内側のボルトを外そうと思ったのだが、その上に丸い棒(マニュアルでシートを前後に動かす操作に使うバーのような位置にある)があり、ボルトが上まであがらず、はずれるのを邪魔している
これはちょっと頂けない
このまま無理に回せば、ボルトがはずれる、つまりねじの抜ける弱い時に強い力が加わり、穴のねじ山を壊してしまう可能性がある
この棒を力で幾分押し広げてボルトを外した
シートの組み立て時、ボルトを取り付けた後に、この棒の先をシート本体に溶接したようだ
設計時からこのようになっていたとは思えない
補強が必要になって、つけるようになったのだろうか?
まさか、ボルトがはずれないように、こんなモノつけた?
----------------------
思うに、エルグランドは軽量化を徹底的に追求している車ではない
だから、燃費はよくない
何とか長距離で、9km/L台を維持している
維持費は高くても、乗り心地、ラグジュアリ、広いスペースを望むユーザーをターゲットにしている
VQ35DE( V型6気筒3.5L DOHC )エンジンは、どちらかというと動力重視で、燃費はトルコンの性能に負わされている感じの走り
最近、大幅に改良したVQ35エンジンがようやく開発されたように聞いているが
=====================
Music is my life -- alan
Music is my happiness -- ken
わんちゃんズ(Ladybeard+ぺえ+古川優香)『わんちゃんあるじゃん』Music Video Short ver.