恋はほんの些細なきっかけで始まる。

そしてそのきっかけは、いつどこでどのように起こるかわからない。

恋の始まりのメカニズムを考えたところで、その答えはないと考えるほうが賢い。

とにかく自分が恋に落ちているという、目の前の現実に向き合うべきだ。


恋に不慣れな人は、恋の相手を意識すれば意識するほど、何を話していいのかわからなくなる。

何を言えば相手の気持ちが自分の方に向いてくれるのか。

どうやって自分の想いを伝えたらいいのか。

こんなに悩むくらいなら、恋などしないほうがいいのではないか。


私にもそんな頃はあった。

そして3度も結婚した今、言えることは、恋はドンドンしたほうがいい。

最高の恋愛にたどり着くには、何度も恋に破れる経験が必要だ。


自分の想いの伝え方や、何を話せば相手の気を引けるのか。

その答えは経験によってわかるものだ。


賢者は異性にモテる。

それは恋の何たるかを熟知しているからである。