第三は性技の向上である。
妻の肉体を本能的に満足させることは夫の務めである。
夫婦には性の喜びが満ちていなければならない。
その喜びの大きさは妻の満足度と直結している。
そして夫の満足度と全く関連がない。
ここで気をつけなければならないのは、男性にとって、性の喜びといえば射精である。
これに対して女性にとっては体の一部を撫でられることも、性の喜びの一部である。
だから妻をよく撫で、どこを触られると気持ちいいのかを普段から知ることだ。
そして勃起不全になったとしても、夫は嘆き悲しむ必要はない。
妻の性の喜びは夫の勃起にあるのではない。
いつでも妻を撫でるだけで、夫の愛は妻にしっかりと伝わる。
勃起しないことを嘆き悲しんでは、妻が嘆き悲しんでしまう。
穏やかな気持ちで妻を撫で、愛穏やかな愛の気持ちさえあればそれで幸せになれる。
この心のコントロールも性の技術の一つである。
女性は満ち足りていなければ、他者の意見を聞き入れるのが下手である。
あなたの男気で妻の本能と心を満たすことが、妻に言うことを聞いてもらう第一歩である。