女性が結婚を諦める原因はなにか。

それは男がだらしないことに尽きる。

 

令和の時代にあって、女性は自分の収入を気にしている。

大学を出て高収入の職についたが、仮に結婚し出産して職場に戻ったとしたら、自分の居場所がなくなっている。

または努力して得た職に再び就くことが出来ず、パートアルバイトの低賃金の職にしか就けない。

自分の能力を正当に評価されず、子供にかけるお金が減る。

そうなる将来が怖くて、そこまで考えると結婚ができない。

 

これが若い女性の考えだとしたら、少子高齢化は避けられない。

独身を貫くか、または子供を産まないで、管理職まで頑張る女性が増える。

 

こんな考えでは、結婚は自由時間が減る負担でしかなくなる。

だが仕事に生きることを語る女性にも、子供を産んで育てたい本音があるという。

 

これでは男がしっかり稼いで、女性を専業主婦として家に迎え入れる時代のほうが、女性にとっては良かったのではないかとさえ思える。

 

女性にとっては、子供を安心して育てられる環境が備えられることが、人生における安らぎの源といえる。

これが備えられたうえで、女性の意志尊重がされることが最も望ましい形ではなかろうか。

 

これが叶えられないのは男がだらしないからである。

男が女性の権利を否定し、自分の都合の良い形を押し付けてきた。

少ない稼ぎで女性が安心できる環境を生み出せないくせに、威張り散らしてきたツケを払わされているのである。

 

そして時代が自由になり、女性がその逆襲を試みた結果、女性が生きにくい社会になってしまった。

男が弱体化して金銭を得る労働を女に任せ、家事まで押し付けられる、つらい時代が来た。

 

こうして家庭は本来の役割を失って崩壊した。

家庭にあった幸せは幻のように消え失せた。

 

男も女も幸せになれない、偽りの文化が私達の前に横たわっている。