私の妻は真なる人であり、夫である私も真なる人である。

私達の会話には、愛と笑いと敬いと感謝しかない。

 

私は妻を素晴らしい人として敬い、彼女がしたいことはすべて賛成する。

そして可能な限り助力をする。

 

彼女も私の知性と人格を信じて敬ってくれる。

私のしたいことをすべて応援する覚悟があるように見える。

妻いわく、私は「推し」なのだという。

 

ファンがアイドルに尽くすように、私のために働くのが喜びなのだという。

彼女は私の頼み事をニコニコと最高の笑顔で行ってくれる。

何と有り難いことだろう。

 

私は妻をことあるごとに褒め、感謝の気持を伝えている。

私達はお互いの言う事をすべて肯定する関係である。

 

これは結婚の始まりには、どの家庭にもありがちな風景である。

だがいつの間にかこの始まりの気持ちを失って、互いを責め合うようになり、偽りの家庭に陥る。

 

だが思い出してほしい。

真なる家庭には愛と敬いと喜び以外必要ないのだ。

 

真なる人同士の家庭では、喜びだけで一生を過ごす。

喜びだけを選ぶ習慣を持つのが、真なる人だからである。