時間泥棒を断捨離するには | 日々此れShow人

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音楽活動の予定や活動記録、仕事の事など、日々思う事などを書いています。

一時「断捨離」という言葉を様々なメディアで目にしました。
 
一般的には、いらない物を捨てる事を言いますが、

断捨離は他にも、人間関係、情報、仕事や事業、無駄な習慣、など、色々な物が対象になると思います。


 
SNSの友達リストにいる、どこで会ったのかも忘れている実態のない友達、
嫌いなのに、切るのが面倒くさくて残している友達、
 
行きたくないのにお付き合いで参加する飲み会や会合、
 
なんとなく所属している、クラブ活動、ボランティア団体、同好会、
 
月次払いを続けている情報誌やアプリ、
過去に登録したために頻繁に宣伝が来るサイトや企業、なと。。
 

ドイツの作家、ミヒャエル・エンデの書いた「モモ」という児童文学をご存知でしょうか?

モモは時間泥棒がテーマになっています。

物語の中に、灰色の男たちが出て来て、
街の人々に、時間貯蓄銀行に貴方の時間を預けてくれたら、5年後に利子が付いて戻ってくる、と言うのです。
 
時間を預けた人々は、いつしか気づかないうちに自分の時間を吸い取られてしまい、
そして心のゆとりをなくして、荒んで行くのです。
人間関係を壊したり、楽しみを無くしたり。

モモは、時間が人生で最も大事な財産である、と意識させられるお話です。

私達の時間を無駄に搾取する物は、
全力で断捨離すべきですね。
これらは強い決意と覚悟がないと捨てられません。
 

私は近年、あるきっかけがあって、

重いしがらみをいくつか捨てました。


でもその際、やり方に失敗して、喧嘩別れしたり、しこりを残した事がありました。 


皆様にも似たような経験はあるかもしれませんが、

改めて、例えば何かの団体からの脱退など、

しがらみを捨てる時のコツをお伝えします。


1. 離れる時、辞める時は、本音は言わず、相手にとって腑に落ちる、もっともらしい理由を作る。
相手の為に本音を言ってあげよう、などという思いやりは要りません。
理由はこちら側の都合が基本です。
 
2. 余計な事は一切言わない

離れた途端に、その相手は今までの「仲間」から「他人」もしくは「敵」になる事を踏まえ、告げた瞬間から気を許さず、不要なやり取りをしないようにします。


3. 人のせいにしない
離れる・辞める理由はあくまで自分。
それが実際に人(例えば家族や上司)のせいであっても、言わない方が賢明です。
名前を出した人を巻き込んでしまう可能性があります。
 
4. 感謝を伝える
話は最大限紳士的に、短めに、
最後にこれまでの感謝の気持ちを添えます。

持ちすぎてきた私には、まだまだ課題があります。
皆さんも頑張って身軽になってみましょう。