今日、Yahooニュースに驚きの記事が出ていました。
すんません、少々汚い話をしますので、苦手なヒトはそのまま閉じちゃって下さい(^^;
(医療関係者なのでこの手のニュースに敏感でして)
なんと、健康な他人の便を大腸に入れる(移植する)ことによって、アトピーやうつ病など、腸内細菌のバランスの悪さによって引き起こされる様々な病気を治そうという新たな治療法が立ち上がっているという話。
腸内細菌が病気に関わるという話は有名です。
少し前からプロバイオティクスという言葉がCMにも流れる様になりました。
主に、ある種のヨーグルトやカルピス等の宣伝で使われている言葉ですが、腸内に存在する400~500種類もの細菌(腸内フローラ)において、善玉菌を増やして悪玉菌を減らそうという健康法のことで、様々な有用な菌が提唱され、製品化されています。
実は、この腸内細菌の大切さを自分は痛感することが時々あります。
持病があるせいで、先のインフル感染の様な事があると、数週間にわたって抗生物質を服用することがあるのですが、
症状が良くなったのに、その後には如実に別のところの具合が悪くなるんです。
肌がボロボロになって痒くてしょうがないとか、わけもなく鬱っぽくなるとか、お腹が痛いとか、色々です。
抗生物質でお腹の細菌の多くが死んでしまうからですね。
その後はそれはもう一生懸命に毎日色んなヨーグルトを食べたりするわけですが、問題は腸内細菌の多様性ということの様でして、数種類の善玉菌だけを増やしてもすぐに良くなるわけではない様です。
多種の食品を食べてコツコツと再構築していくしかありません。
同様に、偏食する人や、野菜を食べない人、ストレスの多い人など、、
腸内細菌を悪くする要因は色々あります。
さすがにYahooニュースの話は、それが良く効くとしても、そんな事のお世話にまでなる状態にはしたくない、と思うわけでして、
これから気をつけて行きたいですね。
皆様も貴重な腸内細菌を大切に育てていきましょう。