🌅 まだ暗い朝に、あたたかい灯りがともりました
12月10日(水)早朝。 時計は4時30分。外は真っ暗で、吐く息も白くなるような寒さでしたが、 コミュニティ食堂の会場には、すでにボランティアさんたちの笑顔と、 コンロのあたたかな火が灯っていました。
この日、当院スタッフも、 特定非営利活動法人「共創のまちサポート」さんの コミュニティ食堂にボランティアとして参加しました。
🍱 本日のメニューは「から揚げ弁当」!
この日のメニューは、見ているだけで元気が出るような彩りでした。
- 🥔 里いもご飯(ほくほく、やさしい味)
- 🍗 鶏のから揚げ(子どもたちに大人気)
- 🥚 玉子サラダ(まろやかクリーミー)
- 🥢 大根漬け(シャキシャキ食感)
- 🥛 ヨーグルト(おなかにやさしく)
- 🍊 フルーツ(ビタミンたっぷり)
お弁当箱の中に、 白・黄・赤・緑・オレンジと、カラフルな食材がぎゅっと詰まって、 ふたを開けた瞬間に、ふわっと良い香りが広がります。
👨🍳 みんなで作った「61食」の力
役割分担もしっかり決めて、テンポよく作業が進んでいきました。
- ご飯をふんわりよそう人
- から揚げを数えて詰める人
- サラダとトマトをバランスよく並べる人
- フルーツを彩りよく添える人
- 全体の数をチェックする人
気がつけば、テーブルの上には61食分のから揚げ弁当がずらり! 同じお弁当でも、一つひとつに「おいしく食べてね」という気持ちがこもっています。
❄ 寒い朝だからこそ感じた、あたたかさ
早朝の冷たい空気の中でしたが、
「おはようございます!」 「そっち、手伝いますよ」 「ここに置きましょうか?」
と、自然と声を掛け合いながら作業が進みました。
体は冷えていても、 「誰かのために」一緒に手を動かす時間が、心をぽかぽかにしてくれる—— そんな朝でした。
🏥 食とつながりは、健康の大事な“おくすり”
病院では、薬や検査、リハビリなどを通じて健康を支えていますが、 毎日の食事や、人とのつながりも大切な“健康の土台”です。
コミュニティ食堂には、
- 温かい手作りのご飯
- 「おいしいね」と言い合える時間
- 困ったときにそっと寄り添える関係
そんな要素がぎゅっと詰まっています。
今回参加させていただき、 「医療」と「地域のごはん」がつながることの大切さを、 あらためて実感しました。
🤝 これからも、地域のみなさんと一緒に
当院では今後も、
- コミュニティ食堂・子ども食堂への継続的な参加
- 管理栄養士による食育・栄養相談
- 医師・看護師による健康相談会の開催
など、地域といっしょに「健やかな毎日」を育てる活動を続けていきます。
ブログを読んでくださっている皆さまも、 もし機会があれば、ぜひこうした地域の活動をのぞいてみてください。
そこには、きっとあたたかい笑顔と、 心も体も満たしてくれるごはんが待っています。