第17回石狩リハビリテーション地域連携懇話会を開催しました。 | 花川病院のブログ

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平成29年10月13日、ホテルガーデンパレス札幌において第17回石狩リハビリテーション地域連携懇話会を開催しました。!!

今回は慶応義塾大学医学部 リハビリテーション医学教室 教授の里宇明元先生をお招きし、「革新的ニューロリハビリテーション機器の開発と実用化 ~スマートリハ構想~」と題して、ご講演いただきました。ベル

 

 

 

≪講演会内容≫

①リハビリテーション医学:変化への適応をデザインする

②スマートリハ構想

Brain Machine Interface(BMI)とは

④脳科学研究戦略推進プログラムにおけるBMI研究

⑤機能代償型BMIにおける成果(重度上肢麻痺の回復に向けて)

⑥新たな展開

 など 本

 

 

 

「スマートリハ室」とは、従来治療が難しかった重度の麻痺に対し、脳波等のデータを活用した新しいリハビリ装置などを用いる「先端リハビリテーション治療」と「既存のリハビリテーション治療」をシームレスに提供することでその回復を目指す「高度にシステム化された先端的リハビリテーション室」のことです。「スマートリハ室」では、リハ室内で発生するすべてのデータがクラウドに収集・統合され、活用できます。メモ

 

 

また、脳機能の一部と機械を融合させて脳波や脳血流を読み取ることで、体を意思に合わせて動かす「BMIBrain Machine Interface)」や、手関節装具と携帯型電気刺激装置の組み合わせにより麻痺手の回復を促す「HANDS療法」、脊髄刺激や外骨格ロボットを活用した歩行機能の治療など新しいリハビリ装具と治療の紹介や研究結果についてもご講演いただきました。メモ

 

 

 

今回の懇話会には約100名の方々にお集まりいただくことができました。先端リハ機器や今後のリハに関する新たな展開など分かりやすくご講演いただき、皆さん熱心に先生のお話に耳を傾けられていました。講演後の質疑応答や懇親会においても里宇先生を囲んで質問されており丁寧に答えてくださいました。既存リハと先端リハを統合したリハビリテーションの今後のあり方について再考することができました。アップ乙女のトキメキ乙女のトキメキ乙女のトキメキ

 

次回開催にもご期待ください。(お)