名付け親(ゴット・マザー)
どうも、大変ゆっくり更新始まりました(ーー;)
先人は「暑さ寒さも彼岸まで」と、仰りましたがまさにその通りですね。
めっきり朝晩は冷え込んで、山梨も秋が訪れて来ました。
こんな秋の夜長にやっとこさ重い腰が上がり更新・・・・・・・・・・・・。
[前回のあらすじ]
最近、妙な視線を感じていた水銀燈。
どうやら、新しい末妹の存在にいち早く感付いていた。
ついに、それは姿を見せた・・・・・・・・・・・・。
末妹の間桐桜!!!!
取り敢えず、姉として少し手荒な歓迎をするも、意外に素直な桜に水銀燈も割と安易に受け入れる(*^_^*)
だが
極度の天然さんであることを知り、水銀燈は頭を抱える(ーー;)
(もう、何も言いたくないわ・・・・・・・・。)
吐露する水銀燈。
これからの関係をどう築くべきか?
不安が過ぎった瞬間、かの赤い悪魔が現れた・・・・・・・・・。
赤い悪魔・・・・・・・もとい!!
遠坂凛!!!!
何やら、新参者の桜に用があると割り込んできた。
そして、衝撃の一言を放つ・・・・・・・・・。
「実妹として!」
!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!
そう、間桐桜は遠坂凛の血を分けた実の妹なのである。
絶望する桜。
常に姉の凛が先を行き、桜はそれに従うだけ・・・・・・・・・・・。
いつも、いつも、いつも、凛が桜の前に現れる。
嫌い、嫌い、嫌い、嫌い。
キライ、キライ、キライ、キライ。
大嫌い!!!!!
桜の負の心が、彼女の中に眠っていた聖杯の力を呼び覚ます。
はたして、水銀燈はどうなるのか?
いや、その前に萩野目のマイホームは健在なのか^^;
不安は募る・・・・・・・・・・・。
[本編]
「な、何なのこの子は・・・・・・・・・・・・。」
「お姉さま下がって!キケンです!!!」
「キライ、嫌い、大嫌い」
「言われなくても!」
「まずい・・・・・・怒りで桜が黒化している・・・・・・。」
「黒化?」
「桜は冬木で行われた聖杯戦争の際に聖杯の欠片を間桐家によって体内に埋め込まれたの。」
「要するにあの子は生きた聖杯なの。」
「聖杯の中は膨大な魔力の渦になっていて、その魔力があればどんな奇跡も再現可能なの。つまり、今の桜は私への憎悪から破壊という願望を具現化する存在になってしまったの。」
「つまり、ものすごい魔力があって暴走しているのね。まあ、事は理解出来たわ。」
「これは、私と桜の問題です。水銀燈お姉さまは安全な場所に避難して下さい。私が命に代えて桜の暴走を食い止めます!!!!」
「え?」
「こういうお馬鹿さんな妹には、しっかりと躾が必要よ。」
「しかし、危険過ぎます!」
「ご心配なく。私はローゼンメイデン七人姉妹の長女なの。そして、お父様が創られた最高傑作なの。」
「過去にも、こういう狂気染みた妹を相手にしたことがあるしね。」
(まったく・・・・・・ここでも妹運が悪いのね。)
「何が凛との間にあったのか知らないけれど、ここは他の姉妹もいる大切な私の世界よ。いくら妹でも、姉を怒らせるとどうなるか知りなさい!!!!」
「フフフフフ・・・・・・・名前が欲しいわね。黒桜じゃイマイチ呼びにくいッ!」
「そう!この水銀燈が名付け親(ゴット・マザー)になってあげるッ!」
「メキシコに吹く熱風、と言う意味のサンタナはどうかしら?」
つづく・・・・・・・・・・・・・本当かよ(-_-;)??
あ、元ネタに気付いた方は笑って下さい^^;