幼稚園から小学校低学年くらいまでは自分が女ではないという意識はあったものの、自分でもよくわからず、あまり深くは考えていませんでした。
小学校に入学するときも、またスカート履かなきゃいけねえのかって感じでしたが、そこは仕方がないなって割りきって通っていました。
学校の勉強は好きでしたし、休むこともあまりありませんでした。
僕は図書館が一番好きで、休み時間にはよく通っていました。
そんな感じで、順調な感じにいっていたものの、思春期になるにつれて僕の違和感っていうのはどんどん大きくなっていきました。
高学年ぐらいになると、女の子を好きになりました。で、自分の中で、なんか、自分は人と違うな、おかしいな、と思うようになりました。。
そのときには、自分が男なのか、女なのか、自分でもよくわからなくなっていったんです。
そして、その自分に対する疑問というのは中学生になるくらいにはどんどん深まっていき、後に自分の中で大きな悩みとなるのでした。