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小説王/早見一真

斜陽産業といわれる出版業界。作家、編集者がいかに読者に良いモノを届けるか1冊の本を作るまでの妥協なき闘いが描かれていて、面白かったです。「店長がバカすぎて」とはまた違ったテイストでそれもまたヨシでした。




福士加代子/福士加代子

トラックでは無敵といわれた福士さんがマラソンはなかなか走れず苦戦を強いられた当時の心境、「転倒につぐ転倒」「世界選手権標準記録突破」と酸いも甘いも味わった大阪国際マラソン、「乳首3つ分」発言の裏側など福士さんの魅力が大いに詰まった1冊です。




護られなかった者たちへ/中山七里

社会保障制度のあり方や生活保護をテーマとしたミステリー。ミステリーながら考えさせられるテーマでもあり初めて読む作家さんでしたがあっという間に虜になってしまいました。