地元民です。
長野県全体がそうなのですが、特に、松本市は全国的に見て、特殊なのです。
(自分は、それが当たり前だと思っていますが)
今回の選挙でも、自民党の候補が当選争いに加わっていません。
今回当選した現職は、連合等が支持していた候補です。
衆議院の小選挙区でも、松本市を中心とした選挙区では、自民党の候補は落選し続けています。
比例復活当選していますが。
次点の候補は、現職よりは、リベラル、革新寄りでしたが、明確に野党共闘という感じではありませんでした。
自民党の候補は、他の選挙区では考えられないかも知れませんが、全く当選争いに加わっていません。
むしろ、自民党の候補が弱すぎて、その票が現職に回ってしまった可能性があります。
更に、次点候補よりも更に、革新リベラルで現職批判の候補が立候補していて、その候補が割と健闘したのです。次点の候補の票がその候補に回ってしまったとも考えられます。
その、革新リベラル候補は、現職批判をしていたのですが、皮肉にもその候補が立候補した為に、現職が当選してしまいました。
後、野党共闘が明確に出来なかったのかな?と思います。
立憲民主党にせよ、日本共産党にせよ、支援する候補を明確にしていませんでした。
その票が、次点の候補と革新リベラル候補の二つに割れてしまったのかな?と推測されます。
松本市の前市長は、日本共産党支援の市長が4期務めています。
現職は、自民党ではありませんが、保守右翼系なので、そういう意味では、少し後退してしまったかな?
と思います。