今回は、自分の考える、さだまさしという人について書きます。
思い切って、アメンバー限定を解除します。
アメンバーとは別に、フォロワーいうシステムがあります。
その方達にも、是非、お伝えしたいと思っています。
自分のブログなので、あくまで、自分の考えるさだまさし像です。
自分がリアルタイムで知る限り、さださんに対する一番古い情報は、関白宣言に対するバッシングでしょう。
ちなみに、この作品は、自分がさださんのファンになったキッカケになった作品です。
その前から、ギターに興味があったのですが、家にあったクラシックギターで、音階を鳴らして遊ぶ程度でした。
当時、他にもギターを弾きながら歌う人は居たのですが、この、関白宣言程、ギターの伴奏を全面に押し出した曲を聞いた事がなかったのです。
自分の世代だと、かぐや姫とか、フォーククルセダーズ等の、石川鷹彦さんの全盛期の時代には、ちょっと間に合わなかったのです、
自分としては、この、関白宣言を、純粋な夫婦愛を唱えた作品として認識しましたが、いわゆる、女権論者みたいな人達が、この作品に対して、噛みついたみたいですね。
男が威張っているとか、女を見下しているとか、そんな意見だった様です。
二百三高地の主題歌、防人の詩に関するバッシング
映画自体は、確かに、日露戦争をテーマにした映画だったのですが、この主題歌自体は、一言一句、右翼的な歌詞や、戦争を賛美する様な歌詞は、一切、出てきません。
万葉集からの引用で、純粋に生老病死を唱えている作品です。
この歌を通して、さだまさしは右翼だ。戦争賛美だ。と発言する方が居たとしたら、是非、この歌詞のどの部分が何を表しているのか、教えて頂きたいです。
俗に言う右翼の人、左翼の人も人の事は言えないかも知れませんが、理由を言わずただ単に否定、批判するする人が多いんですよ。
自分としては、この、防人の詩は、歌詞の内容も理解した上で、ギター二本だけの演奏に、心を奪われたものです。
さださんに対する認定
認定というのは、証拠がないのに、この人はこうではないか?とか、こうである。と断定する行為です。
人間には、好き嫌い、差別、区別、偏見等、そうした感情があります。
ここ、日本国憲法下の日本では、法のもとの自由として、それらが認められている国です。
人間の心には、鍵は掛けられないのです。
しかし、認定は駄目です。証拠がないし、事実と異なるのですから。
そうした認定を行う人達に言わせると、日本の芸能人のほとんどは、在日で、創価学会員という事になってしまいます。
さださんも、そうした認定を受けています。
勿論、さださんの事を良くご存知の方なら、そんな筈はないと、否定されると思いますが。
何かのコミュニティで、こんな発言をした方を見かけました。
さださんは、創価学会員なのですか?それならは、ファンを舐めたいと思います。
こうした書き込みでした。
今言った通り、思想も信仰も自由です。
その方、場合によったら、創価学会と対立する、他の宗教の信者なのかも知れませんが、それも、その人の自由です。
しかし、それ、どこからの情報ですかね?
自分の知る限り、さださんと創価学会を結びつける様な情報は、一切、聞いた事がありません。
今、まさに行われている野球のWBCの監督の栗山英樹さんとさださんは、大変親しいそうです。
栗山さんの出身高校は創価高校です。
しかし、栗山さんは、近かったから行っただけ。と、創価学会との関係を否定しています。
大学は、学芸大学。
プロ野球選手には、国立大学卒の選手が極端に少なくて、ごく稀に、東大卒なんて選手も居ましたが、いずれも、ほぼ、活躍していません。
なので、栗山さんは選手時代から、何かと、国立大学卒初の。という、称号を持っている方です。
これは、自分の体験談です。同じ、長野県内でさえも事情は異なりますが、自分の中学、勿論、公立、町立です。小学校も中学校も、他に選択肢はありません。
自分の中学校では、高校受験とは、選択出来るものでもなく、受験できるものでもなく、自動的に振り分けられるものだったのです。
通学区内に、男性の通える私立高校はありません。浄土真宗大谷派が経営する女子高校が一校あるのみです。
しかし、現実には、高校の定員よりも中学生の数の方が多いのです。
なので、そこからあふれてしまった中学生は、通学区外、場合によっては、県外、山梨県の私立高校を選択せねばなりません。
そんな中で、女性は意図せずに、信仰と関係なく、真宗大谷派が経営する高校に振り分けられる場合があります。
ちなみに、有名人としては、その高校の姉妹校にあたる高校ですが、プロ野球界の大御所、三冠王を何度も達成した落合博満さんの奥さんの、落合信子さんが、そこの卒業生です。
しかし、落合夫妻は、日蓮正宗の信者との事です。
この様に、高校の経営者がどこであれ、本人の信仰とは無関係なケースも多いのです。
栗山監督もそんな中の一人なのでしょう。
出身校と信仰を結びつけられるものではありません。
ちなみに、さださんは、國學院高校、國學院大学中退です。
國學院と言えば、神主さんになる為の大学です。
無論、創価学会とは無関係です。
他に、さださんと関係のある創価学会員の人って居ますか?
知っていたら、是非、教えて頂きたいものです。
さださんは、色んな宗教、宗派をテーマにした作品を発表している方ですよ。
数え上げたら、キリがないですよ。
飛梅、太宰府天満宮、修二会、華厳宗東大寺、いのちの理由、浄土宗等々…
ちなみに、さださんは、浄土宗から、いのちの理由を依頼された際、自分は、浄土真宗なのですが、良いのでしょうか?と申し入れたら、まぁ、兄弟みたいなものだし良いでしょう。と、言われたそうです。
さださんに対して、在日認定をした発言も目にした事がありますが、これも、さださんを良くご存知の方なら、間違いだという事はご存知でしょう。
在日とは、狭い範囲でいうと、在日永住外国人、戦時中に、当時の朝鮮から、日本に連れて来られた方やその子孫の事で、朝鮮籍や韓国籍の方を指す言葉です。
当時は、皆、朝鮮籍でしたが、その後、韓国と北朝鮮に分裂した事で、朝鮮籍の方が、韓国籍に変更した方が多いのです。
なぜ、朝鮮籍から韓国籍に変更した方が多いかというと、日本と韓国はアメリカを通して、軍事同盟国です。日米韓です。
そんな事があってはなりませんが、有事の際に、朝鮮籍のままだと、何かと問題が起こる可能性があるからです。
ちなみに、北朝鮮籍という方は、基本的には日本に存在しません。
広い範囲では、そこから帰化した人、この方達は、法的には日本人ですけど。
後は、中国系の方、中国系というのは、台湾や香港も含みますが、それらの国から日本にやってきた方や、そこから帰化した方。
不思議なのは、日本で良く見かける、フィリピンの方や、南米の方に対しては、在日って言わないんですね、そういう人達は。
日系人という方も居ます。
その人達って、日本から主にブラジルに移民した方やその子孫です。
ブラジルの法律は良く存じませんが、もし、日本国籍のまま移民していて、その子孫が日本に帰ってきたとしたら、その人は、民族的にも、国籍も、純粋な日本人です。区別しようがないです。
さださんは、自分の生い立ちを克明に発言しています。
狭い意味での在日ではあり得ません。
しかし、中国と縁があるかといえば、縁はあるでしょう。
簡単に言いますが、さださんの父方のおじいさん、おばあさんは、中国で暮らしていた事があります。さださんのおじいさんは、戦前の日本の話ですが、元々は政治家で、スパイだったそうです。
さださんのお父さんも、兵隊として中国に行っていますし、さださんのお母さんのお兄さん、さださんにとっては、伯父さんにあたる方も、中国に兵隊として行っていたそうです。
さださんの作品に、椎の実のママ。という作品がありますが、そのモデルになった方は、どういう関係の方ですかね?さだざのお父さんは一人っ子との事ですから、お母さん関係の方だとは思いますが。
その方も、その歌詞によると、中国に縁のあった方の様です。
ちなみに、広島の空に登場する方は、さださんのお母さんの妹さんとの事なので、その方とは別人なのは明らかです。
ちなみに、原爆投下の際、さださんのお母さんは、どこで何をしていたのですかね?
さださん自身、中国に行って映画を撮っていますしね。
この様に、さださんは、中国とは縁の深い方ですが、さださん自身が中国人という情報は、一切、ありません。
さだまさし、右翼説
少なくとも、さださんは、戦時中の日本を讃美、美化する様な言動や、作品を作ってはいません。
天皇に対しても、特別、賛美する様な発言もしていません。
強いて言えば、宮崎康平先生が、昭和天皇を案内したトークで名前が出てくる位です。
日本の国歌に対しても、さださんはこんな解釈をしています。
君。とは、本来は、天皇を表す言葉だと認めつつ、これを、あなたという言葉と解釈したら、あなたが永遠に幸せであります様に。と解釈出来る。
と、発言しています。
自分も、この君。とは、天皇の事だと思っています。立憲君主国の君、です。
しかし、自分は、さださんの解釈に賛成です。
何を言う!君とは、天皇の事だ!
と反論する人も居るかも知れません。
問題は、その先です。
だから、天皇を崇拝しろ。というのが、右翼。
天皇を賛美する様な国歌は認めない。というのが左翼。
さださんは、あちらこちらで、国歌斉唱していますよね。
国歌斉唱したら、右翼なんですか?
さださんは、古来の日本を紹介する様な作品も多くつくっています。
万葉集などからの引用もあります。
しかし、日本古来の文化を唱えるのは、右翼なんですか?
さだまさし左翼説
そもそも、右翼、左翼って、相対的なものです。
日本共産党って、世間的には左翼なんですかね?
この事を詳しく話そうとすると、もの凄く長い話しになってしますので、ここでは、暫定的に左翼とさせて頂きます。
主人公
さださんの作品の中でも、特に人気の高い作品です。
自分の人生の中では誰もが皆主人公
このフレーズが、多くの人の心を掴んだのだと思います。
日本共産党のスローガンに、
国民一人一人が主人公
というものがあります。
これは、国民主権、民主主義を唱えたスローガンです。
念の為、申し上げておきますが、日本共産党は、民主主義を強く訴えている政党です。
どちらかがどちらかを引用したのか、それとも、偶然の一致かはわかりませんが、同じ事を主張しています。
この、さださんの、主人公という作品も、国民主権、民主主義の日本だからこそ、通用する作品です。
例えば、イスラム圏の国や、ましてや、北朝鮮の様な国では通用しません。
後は、祈り。は、
命を心を奪い去ってゆく力も言い訳も全て許せない。と、明らかに、平和を唱えた作品ですし、広島の空は、原爆投下をテーマにした、核兵器反対を唱える作品ですし、神の恵み。も、平和を唱える作品ですね。
ひめゆりの塔主題歌、しあわせについて。
この作品は、二百三高地の主題歌から、一年ちょっとかな?それ位の時期に発表されました。
何故、二百三高地の主題歌を歌った人間が、ひめゆりの塔の主題歌を引き受けたのか?という質問に対して、さださんは、社会派の今井正監督の作品だから引き受けたと発言しています。
今井正さんは、マルクス主義者。日本の政治政党では、日本共産党に繋がります。
安らかに眠って下さい過ちは繰り返しませぬから
これは、広島平和公園に設置されている石碑に刻まれている言葉です。
しあわせについて。の出だしの歌詞は、ここからの引用と思われます。
一人一人は皆とてもやさしいのに
何も傷つけあう事などないのに
皆んなみんな幸せになれたら良いのに
この作品は、防人の詩とは違い、恋愛をテーマにした作品とはなっていますが、明らかに平和を訴えた作品と思われます。
飛べイカロスの翼の主演
この映画の制作会社が、日本共産党系です。
いわさきちひろさん。
さださんが、尊敬していると公言している方です。
自宅から、車で一時間半位のところに、安曇野ちひろ美術館という施設があります。
そこには、いわさきちひろさんの経歴が明記されており、いわさきちひろさんが日本共産党員である事が明記されていますし、いわさきちひろさんの旦那さんは、日本共産党の国会議員でした。
鎌田實さん
さださんと共に、風に立つライオン基金の活動を行なっている方です。
自分は、地元なので良く存じていますが、鎌田さんは、左翼活動をしておりました。
全共闘という組織です。
さださんは差別をしない
さださんは、韓国や中国に対しても、常に、仲良くしようよ。と、訴えています。
さださんは、日本人を表現する時に、国民とか、そうした言葉を使いません。
日本は単一民族の国ではないから、この国に住む人達。と表現します。
さたさんは、護憲派
さださん原作の映画、風に立つライオンのクライマックスシーンに、こんな場面がありました。
主人公の日本人の医師が、テロリストに襲われ、武器は所持していたのですが
「僕は撃たない。医者だから」
というセリフを残しました。
まるで、中村医師暗殺事件を彷彿とさせられる様なシーンですが、この映画の方が先です。
この、医者だから。というセリフを、日本人だから。と置き換えたら、憲法九条の究極系ですよね。
さださんは、こんな発言もしています。
目の前で家族が殺されるのを黙って見ているべきなのだろうか?と、自問自答していました。
これは、憲法に従おうとするからこその発現ですよね。