そんな事は一切ありません!!!
こんにちは。
神戸・三宮にある不動産屋で働いている上村謙一です。
今日接客をさせて頂いたお客様からこんな質問を受けました。
「ネットを見ていたら敷金が0円の物件は退去時に高額なリフォーム費用を請求されたらいするのでよく無い!と言う記事を見たんですけどこれって本当ですか??」
そんな事は全く関係が無いので安心してください。
敷金が0円の物件でも、
敷金が30万円の物件でも退去時請求される金額が変わると言う事は有りません。
だから敷金が0円の物件だからいい物件では無い。と言う事とは一切関係無いです。
むしろ敷金0を0円や低額にしている物件と言うのは日本全体の敷金・礼金の推移をしっかりと把握していて今の時代に沿った値付けをしている物件・家主さんだと僕は思います。
日本全体の流れとしては敷金・礼金は年々低額になっている傾向だと思います。
関西、特に神戸のエリアは少し特殊で今でも敷金・礼金が高額なエリアです。
なので転勤で初めて神戸で部屋探しをした方はみんなその金額の高さにびっくりされます。
神戸に関してはその敷金・礼金を低額にしていくと言う全体の流れにならない特殊なエリアだと思います。
(まぁそのうち安くなるとは思います。時間の問題ですね)
まぁそんな感じで神戸は敷金も高額な物件も今でも多数存在します。
だからこそ神戸と言う立地で敷金が0円だと、なんか変な物件なのでは無いかと思われる方もいるのですが、それは時流に乗っているだけで全く変な事は無いんです。
むしろ敷金0円と言うのは先進的な考え方の家主さんの物件です。
そもそも敷金を預かる理由と言うのは、
「家賃滞納」
「夜逃げ対策」
「退去時リフォーム費用を回収出来ない」
上記の3つが今までの時代の敷金を預かる大きな理由でした。
しかし今は「家賃保証会社」と言うオーナーさんに対しての
家賃滞納時の保証・保険のような制度が出来上がっています。
なので家主さんは「家賃保証会社」に加入をする事で家賃滞納に対するリスクと言うのは0なんです。
あと退去時のリフォーム費用の取り損じ、、、
これも昔は高額なリフォーム費用を請求して儲けていた。。。
なんて話も聞きますが、今は時代が違います。
退去時に請求できるリフォーム費用は単身者用物件の場合はせいぜい2万〜3万円程度のハウスクリーニング代くらいです。
なので退去時のリフォーム費用請求に備えて入居時に敷金を何十万円も預かるなんてナンセンスなんです。
上記の理由から今の時代は家主さんは敷金を預かっても預からなくても、どちらでも同じなんです。
それならば初期費用低額で探しているお客様が最近は多い。
敷金を0円にして少しでも初期費用を安くすれば入居者さんが早く決まってくれるんです。
だからこそ先進的な考え方の家主さんの物件ほど敷金は0円にしています。
なので・・・
敷金0円の物件は変な物件なの??
と言う質問に対する僕の答えは、
全くそんな事は無いから安心して借りても大丈夫です。
まぁだからと行って敷金がある物件は考え方が古い家主さんの物件でよく無い!
と言う訳では無いので悪しからず。敷金を設定して家主さんにはまた別の考え方があったりするのです。(入居者の層を一定以上に保ちたいとかね)
まぁ今日はこんな感じです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
お部屋を探している方のお役に立てればと思い書かせていただきました。