下町のとある居酒屋にて。

 

カウンターで飲んでいたら、

二人連れの新規客が右隣に座った。

 

顔はガン見できないが、若い男女。

恋人同士かなと思ったが、

それ未満の関係の様子。

 

しばらく

お互いの仕事やら暮らしやらを

和やかに話していた。

 

と、突然、女子が

「この辺にカレシが住んでるんだ」と発言。

 

意外な言葉に、隣の自分は、右耳がダンボ状態。

 

それに対して男子は、

「へえ~~、それじゃ、ここに呼んじゃえばいいじゃん!」

と一見余裕の発言。

でも、声のボリュームが大きくなったし、たぶん狼狽していた。

それなりに、今後の展開に期待していたんだろうなぁ。

気の毒に。

 

その後は、

女子のカレシの話、男子の恋愛遍歴(自慢)など、

なんか変な方向に話が移っていった。

これも一種のマウンティングか。

 

自分の右耳も、次第に小さくなっていった。

 

懐かしの東京アラートが解除された直後の話。

居酒屋、また行きづらくなっちまったなぁ。