Numberの「野茂英雄」特集号を買った。

野茂のメジャー挑戦25周年記念の完全保存版だって。

 

日本の野球は、当時パ・リーグは

テレビでほとんど中継されていなかったと思う。

野茂が近鉄で活躍をしていても、

自分もあまり気を向けることはなかった。

 

それが、メジャーリーグ挑戦で、いきなりNOMOとして登場。

凄い人がいるものだと思った。

レイ・チャールズの「No More,No More,No More,No♪」という

歌詞の 曲がテーマ曲だった。

 

野茂のメジャーでの映像で、

特に記憶に残っているのが2つある。

 

1つは、メジャー1年目のオールスター戦のピッチング。

キャッチャー真後ろで撮影しているような映像で、

背中を向けた変なフォームから投げ込まれたボールが、

ドーンとキャッチャーミットに届き、

観客席で誰かがスピードガンで測って、まわりの人が大喜び、

みたいなシーンだった。

 

2つめは、2度目のノーヒットノーランのとき。

ニュースステーションを観ていたら、

古舘伊知郎が突然、

「いまボルティモアが大変なことになっています」

みたいなことを述べ、画面が球場に切り替わり、

野茂のノーヒットノーラン達成まで放映されたような記憶がある。

 


野茂は、日本のプロ野球を去り、大リーグに挑戦するころ、

スポーツ新聞をはじめ、マスコミからボロクソに書かれていた。

引退したあと、いつだったか、スポーツマスコミが野茂を招いて、

お詫びと和解の会を開いたことを覚えている。

 

凄いよね。

四の五の言わずに海を渡り、実力と実績で、

非難していた人の頭を下げさせちゃうんだから。

 

俺、そんなに野茂が好きだったかな。

ともあれ、Number、一気に読まずに、

ちびちびと読み進めています。