キョーレツな癒しみたいなモンにサワサワしていたこと。 |  京都で逢う日 ~おもろいやっちゃ~

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先日、こんなことがありました。

それは、すごく自分にとっては印象深い出来事で

数日間ずっとそのことでサワサワチューしていた。

 

 

 

やっと冷静に書き留めておける氣がして

書いている。

 

 

 

展示作業をね

していたんです。

私はほんの手伝いなんで

彼女がほとんど。

何日間かにわたって少しずつ。

ご自身の今までの経験とセンスでもって

発揮されてることだった。

 

 

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屋内だけどけっこう寒く

夕方も近づいてきていて

それまでの連日のいろいろで

きっとその場の誰もが

少しお疲れであったろうと思う中、

 

 

 

その子たちは

新しい場所や大人たちとの遭遇に

テンションは上がり

忙しそうにしてるおかあさん!

の注意はとっても引きたいし、

その楽しげな作業のお手伝いもしたいし~。

 

 

 

でもさすがに

学校や幼稚園帰りで疲れも出てきた中で、

最後に、

自分からやりたい!って始めたのだろう折り鶴作り。

 

 

 

精一杯おかあさんの注意を引きながら、

折り方を何度も確認しながらやってたのが

仕上げのとこまでいきながら

ちょっとイヤんなっちゃったのか

 

 

 

○○くんは思わず

「もうこんなんやらない!!ドンッって

折り鶴と自分の手を

おかあさんの手の方に乱暴に

投げつけたのでした。

 

 

 

おかあさんもいろいろあってきっと

けっこう疲れてるよなって私は感じてた。

 

 

 

そしたらその時、彼女は

ちょっと困ったちょっと悲しそうな顔をして

彼の目を見て、

 

「。。。痛かったよぉ❔。。。」

 

って言ったの。


※この響きのニュアンス、

文字では上手く伝わらず⁉︎

字を駆使して表現を試みてるけど、

ちょっと違うんでスゴく歯がゆい!

 

 

 

そしたら、○○くんは

ちょっとハッとなって

優しい目でおかあさんを見て

申し訳なさそうに

 

「ごめん~。」

 

って言ってその手をさすったのだ。

 

 

 

後ろで黙って見てて、内心、

 

あ、、うわ、、わわ、、、(◎_◎)

 

ってなったワタシ。

 

 

 

なにげない普通の親子のやりとりだった

と言えるんだろうけれど

 

 

 

その時の自分には一瞬ながら

 

 

な、なんかっ

スゴイモンを見た、、、

 

という感じがして。

 

 

 

す、凄いな

と思ったのだ。

 

 

 

そのあと、程なくして解散したけど

家に帰ってからも

その情景が何度も思い出されて仕方なく。

 

 

 

おかあさんの

「。。痛かったよぉ。❔。。」は、

 

怒るでも諭すでもたしなめるでもなく、

シンプルでフラットで、

何も足さないで、

静かに頑張りすぎず正直で、

 

 

 

幼稚園児の○○くんの

「ごめん~。」は、

 

ちょっとカッコよくて

なんなら優したくましいオトコマエ感

さえ漂っていたとワタシは感じてしまった。

 

 

 

そんなことを思ってまた

何度もその場面を反芻してしまう自分が居た。

 

 

 

で、

ああこれは、なんだかわからないけど

彼女に伝えたいなあ、伝えよー、

って思ったです。

なんかスゴく、スゴイな、いいなと思ったよ、と。

 

 

 

その日のうちにメッセージとかしよか~

と思ってたけど疲れて私も寝ちゃって

 

 

 

次の日に

お互い、スタッフとして会場で会った時、

ひとときだけ喋れる時間があって

あ、そうだ、今言おう!と

声をかけ。

 

 

 

あ、そうそう、言おうと思ってたんやけど~

と話し始めたら

言い終わるか終わらないかのうちに

言葉よりも少しだけ先に

なんかピッと通じる波のようなモン

があって

 

 

 

そう、私が言い終わらないうちに

彼女の目からポロっと涙が出てる。

 

 

 

イヤーん、もう~チューと思いつつ、

そしたら

笑顔ながら私にもポロロと出てて。

 

 

 

いやはや~!

とその後はコトバにはほとんどならずに

お互いちょっと恥ずかしくて

向き合うまでもなくおんなじ方向を向きながら、

横に並びながら、

ただ笑ってちょっと涙を垂れていたのでした。

 

 

 

たくさんの子供や大人たちが

うじゃうじゃ居るその会場で。

 

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なんだろうな。

 

感じたまま伝えてよかったなあと思った。

 

 

 

うまく言えないけれど

私がうわーと感じて心揺さぶられちゃったのは

なんちゅうか

そこでその時自分には

大きな癒しみたいなんが起こった

ということだと思う。

 

 

 

私もそういう部分でまだ

癒され代(シロ)っていうのかねニヤリ

癒されるべき領域があったってことだよね。

ふむふむ。

 

 

 

私は「小さい子との慌ただしい生活」は

とうに卒業したけれど

特にみんなより大きな苦労とか別になかった

と思うけど、

 

 

 

ままならない感や

得意ではない感はずっとあったな

と思っていて。

 

 

 

それなりに出来る限りはやったけど

下手くそだったなあとか

はたまた、

それでも私なりにはがんばったよなあとかね。

 

 

 

そんな自分が今の現場(小さい子との生活現場?爆  笑)

に遭遇した時に

それらが肉迫して迫ってくることがある。

 

 

 

遅ればせながら

なんか昔の自分をちょっと思いながら

癒し発動。はてなマーク照れ

 

 

 

それを彼女に伝えたことで

それはお互いのものに倍増されて

なんかウワーッと拡がって

よかったなあって思ったです。

 

 

 

誰かの
なにげないかに見える日常が

燦然と光り輝いて

そうやって誰かを強烈に癒している

てなことが

あると思う。

 

 

 

とてもありがたい件でした。