子供が、学校に行けない理由、行かない理由はそれぞれ。

本人、友達、先生、両親…原因は人それぞれ。

親は子の鏡…ではなく、子は親の心の鏡だと痛感する。

私は子供の不登校という行動で、自分自身が見て見ぬ振りしてきた部分を見させられ、自分の本心を目の当たりにし、やっと自分が変わらないといけないと、自覚させられました。

子供の発する言葉、態度、冷静に客観的に見られるようになると、自分に対するメッセージだとわかります。

子供だって覚悟があって不登校という行動に出るし、子供と正面から向き合うことは、自分と向き合うことと同じで、自分のどんな部分も認める覚悟が必要。

不登校の問題はかなり繊細な部分でもあるし、それぞれ事情がことなるので、あまりハッキリとブログに書いたり、公に自分の意見を言ったりはしてこなかった。

それは、私が学校の役員をやっている事もあり、いろいろな誤解が生じるのを避けるためでもあった。

しかし、先月出席した会議で、市内だけでも不登校の数が、以前の倍以上になっている事実を聞いて正直驚いた。

小中学校市内32校ある。単純平均すると1校あたり8~9人という数字。

教室に通えないけど相談室には通っている。
教室にも相談室にも通えず、市の支援室に通っている。
どこにも通わず、家にいる。

どの段階がどの位の人数がいるという詳細まではわからないが、教室に通えない子がそれだけ増えている。という事実。

まぁ、数年前までは我が子もその中の一人だったけどニヤニヤ

かつては、不登校なんて公言できる事ではなかったけど、自分の子供が実際に不登校になったからこそ見えて来るものがたくさんある。

不登校も解決しないといけない問題かもしれないけど、それ以上に大事な問題も多い。

これからは、自分の体験を活かした活動ができればと思う。