こんにちは、兼業トレーダーTAKUです。
今回は、アメリカ経済を占う上で欠かせない「米国小売売上高（Retail Sales）」について解説します。
「米国雇用統計」や「米国消費者物価指数（CPI）」と並んで、FXや株式市場でも注目度の高い経済指標の一つです。
特にドル円や米株指数（NASDAQ、S&P500）を取引している人には要チェックのデータです。
米国小売売上高とは？
米国商務省（U.S. Census Bureau）が毎月中旬ごろに発表
する経済指標で、
全米の小売やサービス業の売上金額をまとめた統計です。
米国のGDPの7割を占める個人消費支出のトレンドを把握できることから、
この数字が「景気の強さ」を映し出す非常に重要な指標とされています。
なぜ相場が動くの？
米国の消費が強ければ「景気が堅調」と見なされ、
👉 ドル買い（ドル高）・株高になりやすい。
反対に、売上が弱ければ「消費減退 → 景気減速懸念」となり、
👉 ドル売り（ドル安）・株安に反応しやすくなります。
また、FRB（米連邦準備制度理事会）が注目するインフレ圧力の継続性を示すデータとしても重視されます。
🇯🇵 日本の小売販売額との違い
アメリカでは、個人消費支出 ＝景気の生命線のため、
このデータひとつで市場のムードが変わることもあります。
投資家がチェックすべきポイント
☑ 予想との乖離（サプライズが大きいと相場は急変）
☑ 自動車を除いた「コア（除自動車）」や「コントロールグループ」に注目
☑ 前月比での勢い（＋なら景気拡大傾向）
まとめ
米国小売売上高は、
「アメリカ人がどれだけ“お金を使っているか”」をリアルに示す指標です。
☑消費が強ければ → 景気好調 → ドル高・株高
☑消費が弱ければ → 景気減速懸念 → ドル安・株安
初心者の方も、まずは"「予想と結果の差」"をチェックする習慣から始めましょう！！
それでは
最後まで見ていただきありがとうございます。
📘 このシリーズ「投資に役立つ話をしよう」では、
FXや株式などの投資の世界で生き抜くために欠かせない
「テクニカル分析（チャートの見方）」や「ファンダメンタルズ分析（経済指標や要人発言）」を、
初心者トレーダーやこれから投資を始めたい方にもわかりやすく解説しています。
実際にサラリーマンとして働きながらトレードを行う僕・兼業トレーダーTAKUのリアルな視点で、
“投資に役立つ知識を身につける”をテーマに情報発信しています。
このシリーズに関しての質問やご相談などのお問い合わせは、アメブロのメッセージ機能（DM）より気軽にご連絡ください。
🔗 関連記事
👉「投資に役立つ話をしよう～経済指標編～｜米国雇用統計とは？FX相場が動く理由を徹底解説」
👉「投資に役立つ話をしよう～経済指標編～｜米国消費者物価指数とは？FX相場に与える影響を徹底解説」
兼業トレーダーTAKUのFX情報はInstagramでも発信中！
FX（ドル円）相場の環境認識やタメになる情報をInstagramでも更新しています！
👉 フォローはこちらから👇
🔗 @kengyou_trader_taku
（※アメブロから来てくださった方はDMで「ブログ見ました！」と送ってもらえると嬉しいです！）
兼業トレーダーTAKUおすすめ記事
👉「兼業トレーダーTAKU FX情報発信ブログ」では
☑FXトレードに欠かせないドル円チャートの環境認識
☑毎日の経済指標の情報
☑FXや投資に関する考え方
を特にサラリーマン（兼業）の人や初心者トレーダーの人が見やすいよう作成しています。
また、上記以外の記事も投稿しています！
是非、チェックしてみてください！
☑「注目度の高い経済指標一覧」
↓下記リンクまたは画像から確認できます。↓
