こんにちは、兼業トレーダーのTAKUです。![]()
投資をしているとよく耳にするのが「米国雇用統計」。
特にFXや株式市場では“最重要経済指標”の一つであり、結果次第では相場が一瞬で1円(100pips)以上動くこともあります。
それほどまでに、世界中の投資家が注目しているビッグイベントなのです。![]()
※2025年9月5日(金)ニューヨーク市場 21:30 米国雇用統計発表時の動き(ドル円5分足)
米国雇用統計とは?
米国労働省が毎月第1金曜日に発表する アメリカの雇用状況をまとめた統計 です。
中でも注目されるのは「非農業部門雇用者数(NFP)」と「失業率」、「平均時給」。
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非農業部門雇用者数(NFP)
→ 新しく増えた(または減った)雇用者数を示す指標。景気の強さを測るバロメーター。 -
失業率
→ 労働力人口に占める失業者の割合。雇用環境が健全かどうかを示す。 -
平均時給
労働者の賃金水準。インフレ動向を反映するため、FRBの金利政策に直結。
→ 賃金上昇が強ければ「インフレ懸念 → 利上げ期待 → ドル高」の流れになりやすい。 -
労働参加率
働く意思のある人がどれだけ実際に労働市場に参加しているかを示す指標。失業率と合わせて雇用の“質”を見ることができます。 -
週平均労働時間
1人あたりの平均勤務時間。景気が拡大している時期は増加傾向になりやすいです。
なぜ相場が動くのか?
米国雇用統計の結果は、FRB(米連邦準備制度理事会)が今後の利上げ・利下げを判断する重要な材料になります。
そのため、投資家は結果を見て「FRBが次にどんな金融政策を取るのか」を予測し、ドル円や株価が大きく動くのです。
例えば、雇用が強い=景気が好調 → 利上げ期待でドル高に動きやすい。
逆に雇用が弱い=景気に不安 → 利下げ期待でドル安に動きやすい。
投資家がチェックすべきポイント
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予想値と結果の差 → サプライズが大きいほど相場は急変動、スプレッド(手数料)が拡大しやすい。→発表前後のトレードはおすすめしません。
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平均時給→ インフレ圧力を測る重要なデータ。FRBの利上げ判断に直結。
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失業率と労働参加率のトレンド → 数か月単位での推移を確認し、景気の方向感を見極めるのがポイント。
まとめ
米国雇用統計は、
☑FXトレーダーにとってはドル円の大きな値動きチャンス
→あくまでもトレンド転換の期待。
☑ 株式投資家にとっては米国経済の健康状態を知る指標
☑ 長期投資家にとっては金利動向を見極める手掛かり
「米国雇用統計を制する者は投資を制す」と言われるほど重要なデータです。
発表結果をニュースで“聞くだけ”ではなく、自分で数値を見て「なぜ市場が動いたのか」を考えるもの面白いかもしれません。
それがトレード上達の第一歩です。![]()
それでは![]()
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