【FX】6/9(月)からのドル円環境認識

こんにちは兼業トレーダーTAKUです。

みなさん、今週のドル円相場はどうだったでしょうか？

僕の個人的な見解ですが、先週のような大きな急上昇、急下落があった相場に比べ、今週は方向感がなかったものの「レンジ→ブレイク→急上昇or急下落」といった形でテクニカルも機能しつつトレードしやす環境だったと思います。

特に今回の相場はレンジに入る前に急上昇、急下落があり、それにより"真空状態"を作ったことで、ブレイク後の「急上昇、急下落を食いつぶす下落、上昇の動き」が出やすかったと考察しています。

結構チャンス相場なので、検証してみてはいかがでしょうか？

と、今週の相場はこんな感じでした。

それでは、今週のドル円相場を振り返りながら環境認識をしていきましょう！

週足は白色の線

日足はオレンジ色の線

4時間足は黄色の線

1時間足は紫色の線

で波形と水平線を描きます。

週足は直近で最高値（158.880円）をつけた後、最高値起点に向けて大きく下落。
 

その勢いのまま、最高値起点をブレイクし、目線が下に転換している。
 

目線転換後も下落を続けているが、過去に上昇の起点となった水平線付近（前回高値起点）でサポート。（最安値確定）
 

最安値をつけた後は一時的に上昇したが、前回安値の水平線に到達し、長い上ヒゲをつけレジスタンスされている。
 

そのレジスタンスにより、下落が再開（戻り売り）したと思われたが、先週、今週とローソク足が陽線で終わり、微妙に上昇している。　

→目線は下。

日足は週足でいう最高値起点付近から詳細に見ていくイメージ。

日足では週足でいう最安値をつけた後の一時的に上昇している様子を詳細に見ることができる。
 

日足も週足同様に、最安値をつけた後、最安値起点に向けて上昇し、最安値起点に到達した後、"ダマシ"のような形でレジスタンスされ、下落が再開した。（戻り売り）
 

その後、"最安値から最安値起点に向けた一時的な上昇"の直近の起点にてサポートされ、上昇と共に下落がストップ。
 

今週は、そのサポートの地点とサポートにより上昇した高値との間を方向感なく推移した。
 

※ダマシの抜けのため、ローソク足でのヒゲと同様にブレイク失敗=目線転換はしていないものと判断する。

→目線は下。

4時間足は日足でいう最安値から最安値起点に向けた一時的な上昇の直近の起点付近から詳細に見ていくイメージ。

4時間足は日足でいう"ダマシ"の部分からレジスタンスにより下落する過程で、下目線となり下降トレンドとなっていた。
 

ある程度下落しきったところで、再び上目線に転換しており、現在は最高値とその起点との間を方向感なく推移している。

→目線は上。

 

1時間足は4時間足でいう最高値起点より少し手前から詳細に見ていくイメージ。

1時間足は4時間足の最高値と最高値起点との間を何度も目線を変えながら方向感なく推移している様子である。
 

直近の動きでは、更にその中で最安値とその起点との間でレンジになっており、週末6日（金）の米雇用統計の発表により、最安値起点（=レンジ上限）をブレイク。
 

現在はブレイク後の上昇により、最高値をつけたところでチャートが止まっている。

→目線は上。

以上を踏まえてトレード戦略を立てると

目線は上位足から週足、日は下、4、1時間足は上である。

上位足であり、長期足である週足、日足については長期的に下方向の流れ（下降トレンド）が続いていたものの、先週あたりから方向感がなくなってきているように見える。

上位足の状況を踏まえて、次に比較的短期足であり、トレードの主軸とする4、1時間足を見ていく。

まず、4時間足については上位足（日足）の方向感のない動きを詳細にしており、下限を最高値起点、上限を最高値として推移している。

次に、1時間足は4時間足のレンジの中で更にレンジ（下限を最安値、上限を最安値起点）になっており、レンジ上限をブレイクしたところでチャートが止まっている。

そのため、直近の動きを見てトレードするのであれば、ある程度戻した後、4時間足の最高値（=レンジ上限）に向けて買いでトレードしていく。



また、週明けの状況にもよるが4時間足のレンジ帯を推移していることを視野に入れ、その都度状況に応じた売買を考えていく。

といった感じで以上になります。

来週も11日（水）の米消費者物価指数を含め、注目度の高い経済指標の発表が相次ぎます。

経済指標発表下（前後も含め）でのトレードはリスクしかないと念頭に置き、リスク管理を怠らないよう心がけましょう！

それでは！

※あくまで投稿者の裁量による判断であり、相場に絶対はなく環境認識やトレード戦略は人それぞれのため、参考程度に留めてください。