こんにちは兼業トレーダーTAKUです。
みなさん、今週のドル円相場はどうだったでしょうか?![]()
先週、起終点が大きく乖離する形で大きな下落があり、1時間足レベルでは、その大きな下落幅の中でレンジになっている状態でチャートが止まっていたかと思います。
今週の週明け相場もその流れを引き継ぐ形でレンジになっていましたが、5日(水)にレンジ下限をブレイク!![]()
そのまま、売りの勢いが加速し、ドル円も150円台まで下落していきました。![]()
ちなみに、自分流になりますが...。
今回のように勢いよく下落(または上昇)し、環境認識をしていない範囲(=水平線を引いていない範囲)にまで、レートが到達してしまった場合、どこで決済していいか判断しづらいですよね?![]()
そういったときは、下図のようにチャートの縮尺を大きくし、過去の波形から水平線を引くことで、おおよその目印になるかと思います。![]()
特に過去に強く反応したレートは、以外にも意識されることが多く、例えば、経済指標などのファンダメンタルズによる乱高下があった場合でも、ヒゲの先端や止まった箇所などを見ると、そういったレートの水平線付近である可能性が多々あります。
実際にトレードをしていて、思惑方向に予想以上に伸び、決済ポイントがわからなくなってしまった場合の参考にしてみてください。![]()
と、今週の相場はこんな感じでした。![]()
それでは、今週のドル円相場を振り返りながら環境認識をしていきましょう!

週足は白色の線
日足はオレンジ色の線
4時間足は黄色の線
1時間足は紫色の線
で波形と水平線を描きます。


日足は週足でいう最安値起点付近から詳細に見ていくイメージ。
日足は最高値をつけ、すぐに下目線に転換した後、方向感のないような動きをしながら徐々に下落していた。
先週まで、最安値起点(=前回安値起点)と最安値(=前回安値)との間でもみ合いになっていたが、今週5日(水)に最安値(=前回安値)の水平線をブレイク。
その勢いのまま最安値の更新とともに、大きく下落し、過去に引いた水平線がサポートとなり、チャートが止まっている。
※最安値の水平線については更新中の可能性があるため、引かない。
→目線は下。

4時間足も日足同様にもみ合いになっており、特に先週まで最安値、最安値起点としていた範囲でレンジになっていた。

1時間足は4時間足でいう前回安値起点付近から詳細に見ていくイメージ。
1時間足は4時間足の下落の様子をより詳細にみることができるが、1時間足では最安値をつけた直後、最安値の水平線がそのまま最高値起点となる形で目線転換(下→上)している。
最高値をつけた後は、最高値とその起点との間を推移しており、週末7日(金)発表の米雇用統計により、乱高下が目立つ。
現在は起点寄りでチャートが止まっている。
※最安値起点及び前回安値の水平線については機能していないと判断したため、削除する。
→目線は上。

目線は上位足から週足は上、日足、4時間足は下、1時間足は上である。
先週同様に上位足及び長期足である週足の「最高値をつけた後の一旦下落している段階(上昇トレンドの谷の部分)」で、その下位足である日足等で下目線かつ下落している状況である。
しかし、今週は大きく下落したことにより、週足の最高値起点により近くなったため、そろそろ買い(上方向)の勢力がでてくる可能性も視野に入れていく。
トレードの主軸とする1時間を見ると既に上目線(買い)となっており、現在は最高値とその起点との間を推移し、起点寄りでチャートが止まってることが分かる。
そのため、
①最高値起点をブレイクするようであれば、下落の継続と判断して売り。
②最高値を更新してレートが伸びていくようであれば、長期足(週足)での一旦下落が終わり、再上昇が始まったと判断して買い。

など、週明けの動きも加味した上で売買の判断をしていきたい。
といった感じで以上になります。
それでは!![]()
※あくまで投稿者の裁量による判断であり、相場に絶対はなく環境認識やトレード戦略は人それぞれのため、参考程度に留めてください。








