こんにちは兼業トレーダーTAKUです。
みなさん、今週のドル円相場はどうだったでしょうか？
昨年12月下旬から約1ヶ月、長いレンジ相場が続いていましたが...。
長い間、耐えて耐えて待ち続けたトレーダーの皆さん、お疲れ様でした。
ここから、本格的に下方向（下落方向）の流れにトレンドが変わってくれれば、ある程度、トレードはしやすくなると思います。
ただ、1つ注意としては
長期足（上位足）である週足を見ていくと、まだまだ上目線かつ上昇中のため、"押し目"による下落の始まり、または最中だと判断しています。
その"押し目による下落"がこれから予想される中期足、短期足の下方向のトレンドになるため、
"あくまでも中期足、短期足の流れ"ということで、場合によっては早期に下落のトレンドが終わり、長期足に沿った上昇の流れが再開する可能性を考慮して、トレードするよう心がけたいですね。
と、今週の相場はこんな感じでした。
それでは、今週のドル円相場を振り返りながら環境認識をしていきましょう！
週足は白色の線
日足はオレンジ色の線
4時間足は黄色の線
1時間足は紫色の線
で波形と水平線を描きます。
日足は週足でいう昨年7月につけた最高値（161.950円）付近から詳細に見ていくイメージ。
日足は大きな下落により（以前の）最安値とその起点が大きく乖離していたが、（以前の）最安値をつけた後、「下落分を食いつぶす上昇の動き」により、最安値起点に向けて上昇。
その上昇の勢いのまま、（以前の）最安値起点をブレイクし、最高値（=前回高値）とその起点が大きく乖離する形で目線が上に転換した。
その後は、最高値と起点との間（高値圏）でもみ合っていた。
今週に入り、最高値起点を下にブレイクし、目線転換（上→下）とともに高値圏でのもみ合いも終わったと考察する。
※最安値の水平線については更新中の可能性があるため、引かない。
4時間足は俯瞰して見るとレンジになっており、日足の高値圏でももみ合いの部分に当たる。
1時間足は4時間足でいう前回安値起点より少し前から詳細に見ていくイメージ。
1時間足は4時間足の動きを詳細に見ることができ、レンジ下限をブレイクする際、最初のブレイクは"ダマシ"になっているのが分かる。
→目線は下。
以上を踏まえてトレード戦略を立てると
目線は上位足から週足は上、日足、4、1時間足下である。
まず、上位足である日足を見ると起終点が大きく乖離する形で上昇し、先週までは高値圏でもみ合いとなっていた。
今週の動きにより、目線が下となり、かつ高値圏でのもみ合いが終わったと判断するのであれば、今後は、これまでの「上昇分を食いつぶす下落の動き」が発生する可能性など、下方向（売り）へのトレンド転換が期待できると思われる。
次に下位足及びトレードの主軸とする4、1時間足を見ると、日足の高値圏でのもみ合いの部分がレンジにあたり、更にレンジ下限をブレイクしており、上位足である日足同様に下目線である。
そのため、上位足である日足やトレードの主軸とする4、1時間足の動きを踏まえて、下方向（売り）主体のトレードを考えていく。
また、現在は4、1時間足では最安値をつけた後、レンジ下限（最安値起点と同位置）付近まで戻し、チャートが止まっているため、レンジ下限でのレジスタンスやレジスタンスされた後の再下落の動きに乗っかるようなトレードを考えていきたい。
といった感じで以上になります。
来週は、注目度の高い経済指標の発表はあまりありませんが、20日（月）に米大統領就任式、23日（木）、24日（金）に日銀金融政策決定会合が予定されています。
発言や結果次第で、ドル円相場も大きく動く可能性も考えられるため、事前に予定を確認するなどリスク低減の対策を徹底していきましょう！
それでは！
※あくまで投稿者の裁量による判断であり、相場に絶対はなく環境認識やトレード戦略は人それぞれのため、参考程度に留めてください。