こんにちは兼業トレーダーTAKUです。
みなさん、今週のドル円相場はどうだったでしょうか?![]()
1時間足チャートを引き気味で見ると昨年12月後半から2~3円(200~300pips)の間で方向感のないレンジ相場になっているのが分かると思います。
今週末10日(金)には、注目度の高い経済指標の1つである"米雇用統計"の発表があり、このレンジ相場から脱するきっかけになると期待していましたが、トレンドが変わるインパクトはなかったように感じました。![]()
と、今週の相場はこんな感じでした。![]()
それでは、今週のドル円相場を振り返りながら環境認識をしていきましょう!

週足は白色の線
日足はオレンジ色の線
4時間足は黄色の線
1時間足は紫色の線
で波形と水平線を描きます。

※最高値の水平線については更新中である可能性があるため、引かない。

日足は大きな下落により最安値とその起点が大きく乖離していたが、最安値をつけた後、「下落分を食いつぶす上昇の動き」により、最安値起点に向けて上昇。
→目線は上。

4時間足は俯瞰して見るとレンジになっているのが分かる。

→目線は下。(レンジ?)

以上を踏まえてトレード戦略を立てると
目線は上位足から週足、日足、4時間足は上で1時間足は下であり、4、1時間足はレンジである。
まず、上位足である日足を見ると上昇の起点から現在地まで急上昇があり、現在は高値圏で方向感なく推移(もみ合い)している様子である。
そのもみ合いの部分が下位足である4、1時間足のレンジの部分に当たる。
レンジ相場のため、推移している箇所(上限付近か下限付近)や主軸とする1時間足(主に下位足)によって売買方向を判断していく。
主軸とする1時間足を見ると環境認識でも述べたように4時間足のレンジの中を何度も目線を変えながら推移しており、現在は下目線である。
また、比較的レンジ上限付近を推移しているため、レンジ上限に達した際のレジスタンスを期待した売りなど下方向(売り)のトレードをしていく。

更に、現在の最安値より下が"真空状態"であり、最安値の水平線をブレイクした際に通常よりもレートが下落しやすくなると思われるため、トレード戦略の1つとして考えていく。
といった感じで以上になります。
来週は15日(水)のNY市場で米消費者物価指数の発表を控えています。![]()
この米消費者物価指数も米雇用統計同様に注目度の高い経済指標の1つであり、発表値によっては相場のトレンドを変えるほどの影響力もあります。![]()
レンジ相場で戦うのが苦手だなと感じている人は、この指標の発表が終わるまで"待つ"のも戦略だと思います!
それでは!![]()
※あくまで投稿者の裁量による判断であり、相場に絶対はなく環境認識やトレード戦略は人それぞれのため、参考程度に留めてください。








