こんにちは兼業トレーダーTAKUです。

 

みなさん、今週のドル円相場はどうだったでしょうか?口笛

 

 

1時間足チャートを引き気味で見ると昨年12月後半から2~3円(200~300pips)の間で方向感のないレンジ相場になっているのが分かると思います。

 

今週末10日(金)には、注目度の高い経済指標の1つである"米雇用統計"の発表があり、このレンジ相場から脱するきっかけになると期待していましたが、トレンドが変わるインパクトはなかったように感じました。えーん

 

 

と、今週の相場はこんな感じでした。口笛

 

それでは、今週のドル円相場を振り返りながら環境認識をしていきましょう!

 

 

 

週足は白色の線

日足はオレンジ色の線

4時間足は黄色の線

1時間足は紫色の線

で波形と水平線を描きます。

 

 

 
週足は昨年7月に161.950円と最高値をつけた後、大きく下落し目線が下に転換。
 
一度戻した後、再び下落し、最安値を更新。
 
最安値をつけた後は最安値起点に向けて上昇していき、その勢いのまま、最安値起点をブレイクし、目線が上に転換した。
 
目線転換後(下→上)も上昇をし続けており、最高値(=前回高値)をつけた段階で一旦(利益確定等の)下落。
 
最安値をつけた起点がサポート兼押し目となり、最高値(=前回高値)に向けて再び上昇。
 
先週は陰線で終わったが、今週は陽線かつヒゲで最高値を更新している。

※最高値の水平線については更新中である可能性があるため、引かない。
目線は上。

 

 

 
日足は週足でいう昨年7月につけた最高値(161.950円)付近から詳細に見ていくイメージ。
 

日足は大きな下落により最安値とその起点が大きく乖離していたが、最安値をつけた後、「下落分を食いつぶす上昇の動き」により、最安値起点に向けて上昇。
 
その上昇の勢いのまま、最安値起点をブレイクし、最高値(=前回高値)とその起点が大きく乖離する形で目線が上に転換した。
 
その後の動きについては、高値圏でもみ合いになっており、最高値を更新しているが未だもみ合っている様子である。
 
 
※前回高値の水平線については機能していないと判断したため、削除する。
目線は上。

 

 

 
4時間足は日足でいう高値圏でのもみ合いの部分より手前から詳細に見ていくイメージ。
 

4時間足は俯瞰して見るとレンジになっているのが分かる。
 
先週までは最安値とその起点との間でレンジになっていると判断したが、今週の前半に最安値起点をブレイクしており、目線が転換している。(下→上)
 
その後は最高値を上限、その起点を下限とし推移している様子で、レンジ上限がレジスタンスとして機能しているのが分かる。
 
週末10日(金)の米雇用時計の発表を受けて不規則な動きとなり、レンジ上限をローソク足実体でブレイクしたが、その次のローソク足でレンジ内に戻されているため、"ダマシ"と判断する。
 

 
※最安値起点の水平線については機能していないと判断したため、削除する。
目線は上。(レンジ)
 

 

 
1時間足は4時間足でいう最高値とその起点との間のレンジを詳細に見ていくイメージ。
 
 
1時間足は4時間足の動きを詳細に見ることができ、4時間足のレンジの中で何度も目線を変えながら推移しているのが分かる。
 
先週から同様な状況が続いており、今週は先週に比べ、目線の転換が頻繁に起きている。
 
特に、週末10日にかけて頻度が増している。
 
米雇用統計の発表により乱高下が起きた4時間足のレンジでいう"ダマシ"に当たる部分を最高値及び最安値起点とし、最安値をつけた後は下落分の3分の1ほど上昇してチャートが止まっている。
目線は下。(レンジ?)
 

 

 

以上を踏まえてトレード戦略を立てると

目線は上位足から週足、日足、4時間足は上1時間足は下であり、4、1時間足はレンジである。

まず、上位足である日足を見ると上昇の起点から現在地まで急上昇があり、現在は高値圏で方向感なく推移(もみ合い)している様子である。

そのもみ合いの部分が下位足である4、1時間足のレンジの部分に当たる。

レンジ相場のため、推移している箇所(上限付近か下限付近)や主軸とする1時間足(主に下位足)によって売買方向を判断していく。

主軸とする1時間足を見ると環境認識でも述べたように4時間足のレンジの中を何度も目線を変えながら推移しており、現在は下目線である。

また、比較的レンジ上限付近を推移しているため、レンジ上限に達した際のレジスタンスを期待した売りなど下方向(売り)のトレードをしていく。



更に、現在の最安値より下が"真空状態"であり、最安値の水平線をブレイクした際に通常よりもレートが下落しやすくなると思われるため、トレード戦略の1つとして考えていく。
 

 

といった感じで以上になります。

 

来週は15日(水)のNY市場で米消費者物価指数の発表を控えています。びっくり

 

この米消費者物価指数も米雇用統計同様に注目度の高い経済指標の1つであり、発表値によっては相場のトレンドを変えるほどの影響力もあります。ニコニコ

 

レンジ相場で戦うのが苦手だなと感じている人は、この指標の発表が終わるまで"待つ"のも戦略だと思います!

 

 

それでは!バイバイ

 

 

 

 

 


※あくまで投稿者の裁量による判断であり、相場に絶対はなく環境認識やトレード戦略は人それぞれのため、参考程度に留めてください。