こんにちは兼業トレーダーTAKUです。

 

みなさん今週のドル円相場はどうだったでしょうか?口笛

 

 

先週の相場状況は上昇トレンドを形成し、週末に高値圏でチャートが止まっていました。

 

なので、戦略としては、上昇トレンドに乗っかる形で買いのトレードをしていきたいのですが、上記のように高値圏でチャートが止まっていますので、「安いところで買って高いところで売る」というトレードルールにのっとるならば、ある程度チャートが動いてからでないとトレードはできないと判断しました。

 

※今回でいう「安いところ」とは、最高値起点から最高値の間の「起点寄りの水準」になります。

 

しかし、週明け早々に起点付近まで下落してくれたため、昼間にトレードしていた方は良い波に乗れたのではないかと思います。口笛

 

また、今週の後半については「日銀金融政策決定会合」や「FOMC政策金利発表」などのファンダ要因により、急上昇がありました。

 

結果的に見るとテクニカルがしっかり機能しているように思え、大きな利益のチャンスだと思われがちですが、実際のところリアルタイムでチャートを見るとローソク足が予測不可能な動きをすることがほとんどです。

 

僕もFXを初めたばかりのころ、得に「負けが続いているとき」に一発逆転を狙い、高いレバレッジでエントリーして結局、大損になり、後悔したことがありました。

 

このようにファンダ要因等による値動きを狙ったトレードはギャンブルに近い感覚で、特に再現性がないので、資金が底をつき、退場を余儀なくされる人が多いかと思います。

 

なので、FXを長く続け、少しでも自己資産を増やしたいと考えている人はこのようなギャンブルトレードはおすすめしません。グッド!

 

なにより、僕については毎週のようにテクニカル分析を行っている意味がなくなりますからね...。えーんえーん

 

※参考までに前回投稿の抜粋になります↓

 

上位足である週足では押し目をつくり、上昇が再開し、買い優勢の相場感であるが、その下の日足では最安値とその起点との間の下落分を7割ほど食いつぶし(上昇し)、下目線でありながら高値圏であるため、日足単体で見れば「そろそろ売り」といった感じである。

更に現在、日足の「下落分を食いつぶす上昇」の部分についてはトレードの主軸とする4、1時間足の上昇トレンドの部分に当たる。

また、4、1時間足については高値圏を推移している。



そのため、「安いところ買って高いところで売る」というトレードルールを厳守してトレードしつつ、日足の最安値起点の水平線に近づくほど"長期トレーダーによる戻り売り"により売り勢力が強くなる(買いの勢いが弱くなる)ことを念頭に置き、トレード及び売買の判断をしていきたい。

 

 

 

と、今週の相場はこんな感じでした。口笛

 

それでは、今週のドル円相場を振り返りながら環境認識をしていきましょう!

 

 

 

週足は白色の線

日足はオレンジ色の線

4時間足は黄色の線

1時間足は紫色の線

で波形と水平線を描きます。

 

 

 
週足は7月に161.950円と今年最高値をつけた後、大きく下落し目線が下に転換。
 
一度戻した後、再び下落し、最安値を更新。
 
最安値をつけた後は最安値起点に向けて上昇していき、その勢いのまま、最安値起点をブレイクし、目線が上に転換した。
 
目線転換後(下→上)も上昇をし続けており、最高値をつけた段階で一旦(利益確定等の)下落。
 
最安値をつけた起点がサポート兼押し目となり、最高値に向けて再び上昇。
 
今週は最高値の水準に達し、ヒゲでは水平線を抜けているがローソク足実態でレジスタンスされチャートが止まっている。
目線は上。

 

 

 
日足は週足でいう7月につけた今年最高値(161.950円)の起点付近から詳細に見ていくイメージ。
 
 
日足は以前、大きな下落とともに目線が下に転換していた。
 
最安値とその起点が大きく乖離していたため、「下落分を食いつぶす上昇の動き」により、下目線ながら最安値起点に向けて上昇していた。
 
今週19日(木)のファンダ要因等により最安値起点を上にブレイクし、目線が上に転換した。
 
上昇の過程で押し目を形成しなかったため、最高値と起点が乖離している。
 
※最高値の水平線については更新中である可能性があるため、引かない。
目線は上。

 

 

 
4時間足は日足でいう最安値起点より少し前から詳細に見ていくイメージ。
 

4時間足は数週間にわたり、一部もみあいを形成しながらも上昇相場であった。
 
今週は日足同様にファンダ要因等により起点と最高値が大きく乖離する形で急上昇があった。
 
最高値をつけた後は利益確定または、急上昇の後の「上昇分を食いつぶす下落の動き」により、上昇幅の3分の1程度下落してチャートが止まっている。
目線は上。
 

 

 
1時間足は4時間足でいう前回高値より少し前から詳細に見ていくイメージ。
 
 
1時間足は4時間足同様にファンダ要因等による急上昇により最高値をつけた後、利益確定または、急上昇の後の「上昇分を食いつぶす下落の動き」により、下落しているが、下落の過程で最高値起点を下にブレイクしており、目線が下に転換している。
 
最安値をつけた後は起点から最安値の幅の3分の1程度上昇してチャートが止まっている。
目線は下。
 

 

 

以上を踏まえてトレード戦略を立てると

目線は上位足から週足、日足、4時間足は上1時間足は下である。

相場全体の雰囲気を見ていくと、今週の後半から週末にかけて「日銀金融政策決定会合」や「FOMC政策金利発表」などファンダ要因を受けて、ドル買い円売りの上昇相場寄りとなっているため、売りよりも買いが優勢であると判断できる。

しかし、トレードの主軸とする4、1時間足を見ると起点と最高値が大きく乖離した形で急上昇があり、急上昇の後の「上昇分を食いつぶす下落の動き」により下落している最中であり、1時間足に至っては目線が下に転換している。

そのため、
比較的短期ベースでトレードを考えていくならば、「上昇分を食いつぶす下落の動き」に乗っかる形で売り(下)方向のトレード。(参考-1)

 

 

多少、時間はかかると思うが、

比較的長期ベースで1時間での目線転換(下→上)を「上昇分を食いつぶす下落の動きの終わり」=「上位足での上昇の再開(押し目)」と判断して買いトレード。(参考-2)

 



など、相場状況に応じてその都度、売買の判断をしていきたい。
 

 

来週は注目度の高い経済指標の発表も比較的少なく、トレードできるチャンスだと思いますが、クリスマスもあり、多くの国で休場のため、ボラティリティーが低い時間帯も通常より多いかと思います。ガーン

 

冒頭でも述べましたが、すぐに大金を稼ぎたいからといってギャンブルトレードに走るのはオススメしません。

 

なにより、投資は複利で資産を増やすものですから、小さな積み重ねが大切です!

 

今年も残りあと数日です。

 

是非とも、結果「1円でもプラス」または「プラマイ0」で今年を締めくくれるよう、落ち着いてトレードしていきましょう!!

 

 

それでは!バイバイ

 

 

 

 

 


※あくまで投稿者の裁量による判断であり、相場に絶対はなく環境認識やトレード戦略は人それぞれのため、参考程度に留めてください。