こんにちは兼業トレーダーTAKUです。

 

みなさん今週のドル円相場はどうだったでしょうか?口笛

 

今週はなんと、最安値から最高値まで約7円(700pips)と滅多にないくらいボラティリティーが高かったです。びっくり

 

ただ、日本では総裁選関係の要人発言、米国では金利や経済指標の発表等の影響により、異常な上昇等を見せる場面が多かったように感じました。えーん

 

 

こういった相場状況でのトレードは、一見"稼げるチャンス"だと思われがちですが、上記のようなファンダ的要因に影響されすぎて、テクニカル(水平線等)が機能しない場合が多く、ポジションを保有してても急な価格変動等で予期せぬ決済が発生し、損失がでる可能性も否めません。

 

また、特に初心者の方に多いと思いますが、どんどん上昇していく相場を見ていると「もっと伸びる」と根拠のない期待だけで、飛び乗りエントリーで値ごろ感トレードになってしまい、結果、相場が反転し大きく損失。

 

なんてこともあります。

 

実際、僕もFXをはじめたばかりの頃は何度も経験していますし、値ごろ感でのトレードは再現性がないため、失敗しても次に活かせません...。

 
トレードはいつでもできます。
 
心当たりのある方は、トレードする前に一旦手を止めて自分のルール通りにトレードできるか考えてみてください。
 
トレードをしない選択をするのも相場で勝ち残るための戦術の1つです!グッド!
 

 

 

と、今週の相場はこんな感じでした。口笛

 

それでは、今週のドル円相場を振り返りながら環境認識をしていきましょう!

 

 

 

週足は白色の線

日足はオレンジ色の線

4時間足は黄色の線

1時間足は紫色の線

で波形と水平線を描きます。

 

 

 

 

週足は最高値をつけた後、大きく下落とともに最高値起点の水平線を下にブレイクし、目線が下に転換した。
 

目線転換後は一度戻し(上昇し)、再び下落。

 

過去に上昇の起点となった水平線でサポートされ、同時にその地点が最安値となった。

 


今週はファンダ的要因等の影響により約7円(700pips)ほど急上昇し、最安値起点付近でチャートが止まっている。

目線は下。

 

 

 

 

日足は週足でいう前回高値の起点あたりから詳細に見ていくイメージ。

 

 

日足は最安値(=前回安値)と起点が大きく乖離する形で急下落があり、最安値(=前回安値)をつけた後は下落幅の半値ほど戻し(上昇し)、"戻り売り"により下落が再開。
 

そこから下降トレンドの形となり、最安値を更新した。
 

最安値をつけた後は起点に向けて上昇し、一度起点付近でレジスタンスされたが、週足同様にファンダ的要因等の影響により急上昇があり、最安値起点を上にブレイク。
 

目線が転換(下→上)し、下降トレンドの起点となった水平線付近でチャートが止まっている。
 

※最高値の水平線については更新中である可能性があるため、引かない。

目線は上。

 

 

 

 

 

4時間足は日足でいう最安値起点付近から詳細に見ていくイメージ。
 

 

4時間足は先週末に急下落があり、目線が下に転換してチャートが止まっていた。
 

今週は「下落分を食いつぶす上昇」があり、最安値起点に向けて上昇し、そのまま最安値起点を上にブレイクし目線が転換。(下→上)
 

目線転換後、高値圏でもみ合いになっていたが、週末4日(金)の米雇用統計の結果を受けて急上昇があり、約3円(300pips)ほど上昇し、最高値を更新した。
 

現在は上昇している最中でチャートが止まっている。
 

※最高値の水平線については更新中である可能性があるため、引かない。

目線は上。

 

 

 

 

 

1時間足は4時間足でいうz前回高値より少し前から詳細に見ていくイメージ。
 

 

1時間足では4時間足の動きをより詳細に見ることができる。
 

4時間足同様に高値圏でのもみ合い後、週末4日(金)の米雇用統計の結果を受けて急上昇し、最高値を更新した。
 

現在は高値圏を推移していると判断できる。
目線は上。

 

 

 

以上を踏まえてトレード戦略を立てると

目線は上位足から週足は下日足、4、1時間足は上である。

先週まで相場全体的に下(売り)方向の流れが強い傾向にあったが、今週は一変して、ファンダ的要因等により週足より下の時間足が上目線に転換しており、売りの勢いが弱まり、買いの勢いが強くなってきたと思われるため、上(買い)方向主体のトレードを考えていく。

トレードの主軸とする1時間足を見ると、前回高値とその起点との間でのレンジ後、米雇用統計の結果を受けて押し目のない急上昇があり高値圏でチャートが止まっている。

押し目のない急上昇の後は「上昇分を食いつぶす下落」の動きがある可能性があることから、週明け早々に買いでトレードするのはリスクがあると判断できる。



そのため、前回レンジとなったレンジ上限(前回高値)の水平線付近(=過去に機能した信頼できる水平線)まで十分に下落してから買いでトレードしていきたい。

※「安いところ買って高いところで売る」を遵守すること。

 

 

といった感じで以上になります。

 

来週も週の後半に米消費者物価(CPI)と注目度の高い経済指標の発表を控えています。

 

環境認識して分からない相場はスルー。

(または、静観して勉強。)

 

と、無理なトレードを避けれるよう心がけていきましょう。

 

 

それでは!バイバイ

 

 

 

 

 


※あくまで投稿者の裁量による判断であり、相場に絶対はなく環境認識やトレード戦略は人それぞれのため、参考程度に留めてください。