こんにちは兼業トレーダーTAKUです。

 

みなさん今週のドル円相場はどうだったでしょうか?口笛

 

今週の大きなイベントでいうと、週末27日(金)の自民党総裁選が市場でも結構注目されており、数分で3円(300pips)以上、その日全体で4円(400pips)以上の大暴落となりました。びっくり

 

夕方から夜にかけてテクニカル重視でトレードされている方は特にびっくりされたのではと思います。

 

 

5分足や1時間足などの下位足では「上昇トレンドからの急な大暴落」と捉えられがちですが、4時間足や日足などの上位足を見るとまだまだ、下降トレンドの最中だということがわかります。

 

 

なので、上位足から順に環境認識している人はファンダ的要因の事前情報がなくても、「大体この辺で(買いから)売りに切り替わるだろう」と予想はできたと思います。

 

また、市場に大きな影響のある経済指標や要人発言、今回のような総裁選などの情報は発表時間等が事前にインターネットなどに掲載されています。

 

僕もテクニカル重視のトレーダーで、ファンダ的要因を活用してトレードすることは一切ありませんが、トレード前に少しでもリスクを軽減させるため、経済指標等の情報は絶対に確認するようにしています。

 

 

ちなみにですが

経済指標の情報を僕のブログでも掲載しています。

平日毎朝5時にその日の情報を投稿していますので、兼業の方でも通勤時間などで簡単に確認できる内容になっています!

 

よかったら、下記リンク↓より確認してみてください。

本日の注目度の高い経済指標一覧

 

 

と、今週の相場はこんな感じでした。口笛

 

それでは、今週のドル円相場を振り返りながら環境認識をしていきましょう!

 

 

 

週足は白色の線

日足はオレンジ色の線

4時間足は黄色の線

1時間足は紫色の線

で波形と水平線を描きます。

 

 

 

 

週足は最高値をつけた後、大きく下落とともに最高値起点の水平線を下にブレイクし、目線が下に転換した。
 

目線転換後は一度戻し(上昇し)、再び下落。
 

 

過去に上昇の起点となった水平線でサポートされ上昇したが、今週は再び下落に転じており、先週終値よりも安いところでチャートが止まっている。

目線は下。

 

 

 

日足は週足でいう前回高値の起点あたりから詳細に見ていくイメージ。
 

 
日足は最安値(=前回安値)と起点が大きく乖離する形で急下落があり、最安値(=前回安値)をつけた後は下落幅の半値ほど戻し(上昇し)、"戻り売り"により下落が再開。
 
 
"調整の買い"を挟みながら高値と安値を切り下げ、下落している。(下降トレンド)
 
最安値をつけた後は同様に半値以上戻し(上昇し)、週末27日(金)で、再び下落してチャートが止まっている。

目線は下。

 

 

 

 

4時間足は日足でいう"戻り売り"が始まった箇所(=戻り高値)から詳細に見ていくイメージ。
 

 

4時間足を見ると日足の下降トレンドの中(大きな波形の中)をより細かな波形を描き推移していることが分かる。(=フラクタル構造)
 

日足でいう最安値をつけた後の戻しの部分が4時間足では上目線かつ上昇トレンドのような形となっている。
 

最高値をつけた後は週末27日(金)ファンダ的要因により急下落があり、目線が下に転換してチャートが止まっている。
 

相場性質上、トレンドは下位足から徐々に変化していくことから、4時間足の目線転換(上→下)が上位足(日足)の下落再開(戻しの終了)のサインであると推測できる。

目線は下。

 

 

 

 

1時間足は4時間足でいう前回高値起点から詳細に見ていくイメージ。

 

 

 

 

1時間足では4時間足の動きをより詳細に見ることができ、1時間足も同様に週末のファンダ的要因により急下落し、目線が下に転換している。
 

急下落後の動きについてはローソク足のヒゲが目立ち不規則ながらも徐々に安値を更新している様子でチャートが止まっている。
 

※最安値の水平線については更新中である可能性があるため、引かない。

目線は下。

 

 

以上を踏まえてトレード戦略を立てると

目線は上位足から週足、日足、4、1時間足と全ての時間足で下である。

相場全体の流れを上位足を元に考察していくと、先週に引き続き全体的に下方向(売り)の流れが強い傾向にある。
 

特に日足では下降トレンドを形成しており、それに付随して下位足も推移している。
 
主軸とする4、1時間足を見ていくと、今週末まで上位足である日足の最安値をつけた後の"戻しによる上昇"により、上昇トレンドとなっていたが、週末27日(金)のファンダ的要因により急下落があり、目線が下に転換した状況である。

そのため、この(下位足の)目線転換を上位足(日足)の下落再開(戻しの終了)のサインと判断し、下方向(売り)のトレードを狙っていきたい。



ただ、ファンダ的要因等により「急下落があった後は下落分を食いつぶす上昇の動き」がある可能性も視野に入れ、週明けに機能しそうな信頼できる水平線付近まで十分に上昇してからトレードするようにしたい。
 

 

といった感じで以上になります。

 

 

 

来週は9月最終週、10月の第1週ということで週末4日(金)には米雇用統計の発表も控えています。

 

冒頭でもお話したように、急なファンダ的要因による動きでも事前に情報を確認しておくことでトレードリスクを未然に防ぐことも可能です。

 

今回の自民党総裁選の影響による急な値動きにより失敗してしまった人、今回の失敗を良い経験として受け止め、ぜひこの機会に心機一転してみてはどうでしょうか...。

 

 

それでは!バイバイ

 

 

 

 

 


※あくまで投稿者の裁量による判断であり、相場に絶対はなく環境認識やトレード戦略は人それぞれのため、参考程度に留めてください。