こんにちは兼業トレーダーTAKUです。

 

みなさん今週のドル円相場はどうだったでしょうか?口笛

 

今週はなんと、週明け早々に139円台までドル安円高が進み、約1年2ヶ月ぶりとなる安値をつけました。

 

その後は、それ以上の下落はなく、1時間足レベルでは下降トレンドを上にブレイクし、週の後半にかけて上昇トレンドとなり今週の相場は終わっています。

 

 

しかし......。

 

上位足である4時間足を見ると日足レベルでの大きな下降トレンドの中を細かな波形で推移しており、今週の動きについては"調整の買い(戻し)"である可能性が推測されます。

 

 

僕個人の意見ですが、「"調整の買い"=短期的な上昇」と考えているため、どこかしらのタイミングで再び下落方向に転ずるのではないかと思っています。口笛

 

なので「下降トレンドだから"売り"、上昇トレンドだから"買い"」という固定概念にとらわれることなく、相場を俯瞰して考え、臨機応変にトレードすることをオススメします。

 

と、今週の相場はこんな感じでした。口笛

 

 

それでは、今週のドル円相場を振り返りながら環境認識をしていきましょう!

 

 

 

週足は白色の線

日足はオレンジ色の線

4時間足は黄色の線

1時間足は紫色の線

で波形と水平線を描きます。

 

 

 

 

週足は最高値をつけた後、大きく下落とともに最高値起点の水平線を下にブレイクし、目線が下に転換した。
 

目線転換後は一度戻し(上昇し)、再び下落。
 

先週、今週と最安値を更新しているが、今週はローソク足のヒゲのみの更新となり、最終的には先週の高値の水準でチャートが止まっている。
 

俯瞰して見ると最高値をつけたときの上昇(トレンド)の起点の水平線がサポートになっていることが分かる。
 

 

※最安値の水平線については更新中である可能性があるため、水平線は引かない。
目線は下。

 

 

 

 

日足は週足でいう前回高値の起点あたりから詳細に見ていくイメージ。

 

 

日足は最安値(=前回安値)と起点が大きく乖離する形で急下落があり、最安値(=前回安値)をつけた後は下落幅の半値ほど戻し(上昇し)た。
 

半値ほど戻したところで、"戻り売り"により下落が再開し、一度調整の買い(上昇)を挟みながら下落していった。
 

今週は週明け早々に最安値を更新した後、週末にかけて上昇し、チャートが止まっている。
 

俯瞰して日足チャートを見ると、"戻り売り"が始まった地点から下降トレンドになっており、今週の上昇分については二度目の調整の買い(上昇)であると考察できる。

目線は下。

 

 

 

 

4時間足は日足でいう前回安値の水平線あたりから詳細に見ていくイメージ。
 

4時間足を見ると日足の下降トレンドの中(大きな波形の中)をより細かな波形を描き推移していることが分かる。
 

週明けに最安値をつけた後、すぐに目線が上に転換しており、日足でいう"二度目の調整の買い(上昇)"の部分が4時間足では上昇トレンドのような形になっていることが分かる。
 

 

 

最高値をつけた後の動きについては最高値の水平線が強く意識されており、ヒゲでは抜けているもののローソク足実体で何度もレジスタンスされてる。

 

現在は最高値の水準でチャートが止まっている。
 

※目線は上であるが、今回の上昇は日足でいう"調整に買い(上昇)"の部分に当たるため、短期的な上昇である可能性が考えられる。

目線は上。

 

 

 

 

1時間足は4時間足でいう最安値起点より少し前から詳細に見ていくイメージ。
 

1時間足では4時間足の動きをより詳細に見ることができ、4時間足ではヒゲであった箇所(最高値付近)が1時間足ではローソク足実体となっている。
 

 

 

そのため、最高値の位置が1時間足と4時間足で若干ずれが生じており、4時間足でいう最高値は1時間足で前回高値となっており、最高値は更に上の水平線である。
 

4時間足同様に最高値の水平線がレジスタンスとして強く意識されており、高値圏(最高値付近)で方向感なくもみあいになっている。
 

※前回高値とその下の水平線については機能していないため、削除する。

目線は上。

 

 

 

以上を踏まえてトレード戦略を立てると

目線は上位足から週足、日足が下4、1時間足は上である。

相場全体の流れを上位足を元に考察していくと、全体的に下方向(売り)の流れが強い傾向にある。


特に日足では下降トレンドの形で下落しており、現在は下落中の"調整の買い"により起点から最安値までの下落幅の半値ほど戻して(上昇して)いる状況である。

また、トレードの主軸とする下位足の4、1時間足で見ていくと、その"調整の買い"が上昇トレンドとなっており、更に高値圏で方向感なく、もみあいになっている。



そのため、上位足での"調整の買い"の終了、すなわち"下落の再開"を狙った下方向(売り方向)のトレードを考えていく。


トレードのタイミングとしては、週明けにチャートが動き出し、主軸とする下位足(4,1時間足)でのもみあいが、はっきりとした"レンジの形"になってからレンジ下限のブレイクを狙っていきたい。

 

 

といった感じで以上になります。

 

 

 

 

それでは!バイバイ

 

 

 

 

 


※あくまで投稿者の裁量による判断であり、相場に絶対はなく環境認識やトレード戦略は人それぞれのため、参考程度に留めてください。