こんにちは兼業トレーダーTAKUです。

 

今週は色々な出来事があり、中には大変な1週間だった人もいるのではないでしょうか?

 

その中でも、ニュースでも取り上げられていた週明け8日(月)の"日経平均株価の大暴落"からの翌日6日(水)の"過去最大の上昇"と、いわゆる"ジェットコースター相場"に苦悩された人多かったのではないかと思います。

 

僕は"日本株のトレード"や"NISA"はやっていないので偉そうなことは言えませんが、投資を始めて間もない人(特に新NISAをはじめた人)たちがニュースの街頭インタビューやネットの掲示板などで

 

「国(政府)が勧めているからはじめたのに...。」とか

 

「この先、株価が上がると言われてたのに下がったため、損切りした」とか

 

「老後の資金がなくなった..。」とか

 

色々、言っている(書いている)のを見て、あれだけ証券会社の広告や有名投資家たちが「投資は自己責任」と言っていたのに損失が出ると"文句や人のせい"にしてなんて、と思いました。

 

貯金感覚でNISAや投資を始めたとか言っている人、いると思いますが「投資は貯金ではありません。投資です。」

 

貯金は(レバレッジをかけて)増えることはありませんが減ることもありません。

 

投資は出資した資金以上に増えることもありますが、大きく減ることもあります。

 

また、定期的に人(証券会社)に預けて、人任せに運用するものでもないと思いますし、人任せに運用するとしても「しっかり勉強してください。」

 

しっかり勉強していればそれなりのリスクも想定または許容できると思います。

 

このブログを投稿する前に日経平均株価のチャートを見て、僕のロジックに当てはめて環境認識をしてみました。

 

すると、日足レベルでは7月25日(木)、26日(金)あたりから目線が下に転換していました。

 

下目線に転換したということは、これから売りが強くなり下落する可能性があると推測できると思います。

 

それに向けてポートフォリオの整理やポジションの決済などをしておけば、自己防衛できたと思います。

 

投資をはじめることは悪いことではありません。

ただ、何度も言いますが「投資は自己責任」です。

 

しっかり勉強して自己判断で投資してください。

 

と、思いました。ニコニコ

 

 

すこし前置きが長くなってしまいましたが、今週のドル円相場を振り返りながら環境認識をしていきましょう!

 

 

ドル円環境認識

 

週足は白色の線

日足はオレンジ色の線

4時間足は黄色の線

1時間足は紫色の線

で波形と水平線を描きます。

 


週足は先週、約1年2ヶ月ぶりに目線が下に転換。
今週はその下落(売り)の勢いのまま、先週の安値から更に約5円(500pips)ほど下落。


 

しかし、最終的には戻す形となり、長い下ヒゲをつけて先週終値とほぼ同水準でチャートが止まっている。

 

 

また、前回高値起点の水平線がしっかりサポートとして機能したことが分かる。
目線は下。

 

 

 

日足は週足でいう前回高値の起点あたりから詳細に見ていくイメージ。
 

 

日足は目線転換後(上→下)、一度戻してから約13円(1300pips)ほど下落。
 

最安値とその起点とが大きく乖離してる形となった。
 

今週5日(月)に最安値をつけてからは戻しの動きがあり、下落幅の4割ほど上昇し戻している。
 

※週足の前回高値起点と重なる日足の水平線は機能していないように見えるため、削除またはトレードで使用しない可能性あり。
目線は下。
 

 

 

4時間足は日足でいう前回安値の起点付近から詳細に見ていくイメージ。
 

 

4時間足では日足の下落の動き、最安値をつけた後の戻しの動きをより詳細に見ることができる。


最安値をつけた後は高値と安値を切り上げながら起点に向けて上昇している様子だが、週の後半は高値を切り上げることができなかった。
 

そのため、一旦上昇が終わった可能性も推測できる。
 

※上昇の部分の水平線については4時間足の下位足である1時間足で引いていく。
目線は下。

 

 

 

1時間足は4時間足の動きを更に詳細に見ていくイメージ。

 

 

1時間足は上位足とは異なり、最安値をつけた後は下方向を目指す動きがあったが、最安値の水平線の水準で何度もサポートされた後に上昇に転じ、目線が下から上に転換していることが分かる。
 

また、最高値をつけた後は方向感なく推移しており、最高値をレンジ上限、8日(木)の最安値をレンジ下限としレンジになっている。
 

 

※最安値起点と前回安値の水平線は機能していないと思われるため削除する。
目線は上。(レンジ?)
 

 

トレード戦略

 

以上を踏まえてトレード戦略を立てると

目線は上位足の週足から日足、4時間足までが下1時間は上でレンジある。


相場全体としての流れでいうと下目線(下落)だが、今週は週足で長い下ヒゲをつけて陽線で終わっているため、下目線ながら下落が一旦落ち着く可能性も考えられる。


加えて、日足、4時間足を見ていくと最安値とその起点が大きく乖離しており、ある程度は短期的な戻しの動き(上昇)もあると予想されるため、相場全体が下目線だからといって売り方向中心のトレードになることは避けたい。


(※4時間足では既に戻しの上昇があり、1時間足ではその動きにより目線が下から上に転換している。)

また、主軸とする1時間足を見ていくと目線が上に転換した後は最高値を上限、8日につけた最安値を下限として方向感なくレンジになっている。

 



"トレンドは下位足から変化していく"ため、週明けに相場が動き出してからレンジの上限、下限どちらかをブレイクするかによって、下落中の短期的な上昇が継続するのか、それとも下落が再開するのかという判断ができ、それに合わせて売り買いの判断をしていきたい。
 

 

いった感じで以上になります。

 

来週は14日(水)に米消費者物価指数の発表、それ以外に別日にも注目度の高い経済指標の発表を控えています。

 

注目度の高い経済指標の発表により相場が乱高下する可能性もあります。

 

発表前にはポジションの決済やトレードを中止するなど自己判断によりリスク回避を徹底しましょう。

 

 

それでは!バイバイ

 

 

 

 

 


※あくまで投稿者の裁量による判断であり、相場に絶対はなく環境認識やトレード戦略は人それぞれのため、参考程度に留めてください。