こんにちは兼業トレーダーTAKUです。

 

みなさん今週のドル円相場はどうだったでしょうか?

 

今週は日銀金融政策決定会合に米雇用統計とビッグイベントがあり、値幅だけで約9円(900pips)、そして146円台まで下落とドル円相場も大きく変化がありました。

 

 

更に後で解説しますが週足も約1年2ヶ月ぶりぶ目線が下に転換しました。ガーンガーンガーン

 

下目線になったということで、いよいよ相場全体が売り方向にシフトしてきたなと感じます。(予想)

 

正直、この先どうなるかわかりませんが、FXに対する考え方などは変える必要はありませんので、あまり心配しなくてもいいかなと思います。チョキ

 

 

それでは今週のドル円相場を振り返りながら環境認識をしていきましょう!

 

 

ドル円環境認識

 

週足は白色の線

日足はオレンジ色の線

4時間足は黄色の線

1時間足は紫色の線

で波形と水平線を描きます。

 

 

週足は31日(水)の日銀金融政策決定会合、週末2日(金)の米雇用統計などファンダ的要因等により、先週サポートとなっていた最高値起点を下にブレイク。
 

約1年2ヶ月ぶりに目線が下に切り替わった。
 

最高値起点のブレイクにより売りの勢いが加速し、起点から約5円(500pips)ほど下落。
 

 

現在は前回高値の起点付近でチャートが止まっている。
目線は下。

 

 

 

日足は週足でいう前回高値の起点あたりから詳細に見ていくイメージ。

 


 

日足は週足が目線転換(上→下)するより先に下目線であり、下落が継続していた。
 

先週は週足の最高値起点がサポートとなりチャートが止まっていたものの、今週31日(水)にその水平線を下にブレイク。
 

日足のチャートだけで見ると週足の最高値起点の水平線より下がほとんど"真空状態"であったため、勢いよく下落。
 

現在は過去に機能した水平線付近(週足の前回高値の起点付近)がサポート?となりチャートが止まっている。

 


 

※ちなみに現在サポート?として機能している水平線より下も"真空状態"のため、下にブレイクすれば大きく下落する可能性がある。
目線は下。

 

 

 

4時間足は日足でいう前回安値の起点付近から詳細に見ていくイメージ。
 

 

4時間足では日足の下降の流れをより詳細に見ることができ、先週までは大きな下降の流れの中(日足に下降)を所々もみ合いを交え、高値と安値を切り下げながら下落していた。
 

 

今週は先週の下落の仕方とは異なり、一度戻しをつくったものの、勢いのある下落であった。
 

現在は先述したように週足の前回高値の起点の水平線でチャートが止まっている。

目線は下。

 

 

 

1時間足は4時間足でいう前回安値の起点から詳細から詳細に見ていくイメージ。
 

 

1時間足は俯瞰して見ると他の時間足同様に下落しているが、詳細に見ていくと何度も目線を変えながら下落していることが分かる。
 

また、1時間足単体で見るとローソク足のヒゲが目立ち、テクニカルがあまり機能していないように見える。
 

現在は週足の前回高値起点の水平線付近を推移しており、4時間足とは異なり、一度サポートされ再びその水準を推移していることが分かる。
 

 

※1時間足の前回安値の水平線は機能していないため、削除する。
目線は下。

 

 

トレード戦略


以上を踏まえてトレード戦略を立てると

目線は上位足の週足から日足、4、1時間足と全ての時間足で下である。


今週で週足も目線が下になったということで全体的に見ても売り方向への意識が強い相場状況となってるため、売り方向(下方向)のトレードを視野に入れていく。

1時間足を主軸としてトレードをしていきたいが1時間足の環境認識で述べたように目線を何度も変えながら推移しており、1時間足の水平線があまり機能していないよに見える。
また、現在は起点と最安値が約2.5円(250pips)と大きく乖離しており安値圏を推移しているため、週明けすぐに売りトレードするのはリスクが大きいと思われる。

 


そのため、4時間足以上の水平線を活用し、「高いところで売って安いところで買い戻す」を遵守しトレードしていく。


例えば、直近の水平線は4時間足の前回安値の水平線のため、週明けはそこまで引きつけてから売りトレードするなど...。

最後に、注意として週足、日足を見ても下目線というのは間違いないが、両方のチャートを俯瞰して見ると「勢いのある急下落かつ安値圏を推移している」ため、少し"売られすぎ"であると推測できる。

相場(チャート)はフラクタル構造でできているため、上位足で下落中の戻しなどが発生した際は下位足ではその戻しの部分が上昇トレンドになりうる可能性もあるため、今後の展開によっては週足、日足などの上位足が下目線であっても、4、1時間足などの下位足で上目線になっている場合は買い方向(上方向)のトレードも考えていきたい。
 

 

といった感じで以上になります。

 

繰り返しになりますが、

 

よく、「今後ドル円どうなりますか?」と聞かれることがあります。

 

正直、この先(1~2年後)の相場状況なんて、経済に詳しいアナリストの方でも予想するだけでも精一杯だと思います。

 

また、僕のブログを見てくれている人なら分かると思いますが、相場が円安ドル高、円高ドル安になろうとFXに対する考え方などは変える必要はないと思います。

 

現状の上位足(長期)の流れを把握した上で下位足(短期)で乗っかる(トレードする)だけだからです。グッド!

 

なので、今後(1~2年後)の動きを今から予測する必要もないと思います。

 

こんな感じで、いい意味で深く考えすぎず、日々のトレードに励んでみてください!

 

 

 

それでは!バイバイ

 

 

 

 

 


※あくまで投稿者の裁量による判断であり、相場に絶対はなく環境認識やトレード戦略は人それぞれのため、参考程度に留めてください。