こんにちは兼業トレーダーTAKUです。

 

みなさん今週のドル円相場はどうだったでしょうか?

 

12日(水)の米消費者物価指数の発表、週末14日(金)の日銀金融政策決定会合と今週は相場を動かすファンダ要因がたくさんありました。えーん

 

僕は今回のようなファンダ要因を活用したトレードは一切しないため、事前に予定を確認し、発表時間を避けてトレードをしていましたが、全体的に発表を待っているのか発表前は方向感がなく、テクニカル(水平線)があまり機能していない印象でした。

 

 

上チャート(1時間足)の白◯のところですが、先週と比べて明らかにボラティリティが低いです。

こういった相場状況ですと、下位足の5分足などでは水平線が反応しにくくダマシも多いため、要注意です!

 

とはいえ、これはあくまでも結果論ですので、トレード回数をこなしていけば、「いつもより水平線(テクニカル)が機能しにくい」などとなんとなくわかるようになります。チョキ

 

 

 

それでは今週のドル円相場を振り返りながら環境認識をしていきましょう!

 

 

 

ドル円環境認識

 

週足は白色の線

日足はオレンジ色の線

4時間足は黄色の線

1時間足は紫色の線

で波形と水平線を描きます。

 

 

 

週足は34年ぶりである160円台に入り、約160.200円と最高値をつけたあと、日銀為替介入などファンダ的要因や利益確定などが相まって大きく下落。
 

前回高値の水準がしっかりサポートとして機能し、再度上昇している最中である。
 

今週は先々週と同水準くらいの終値で少しもみ合いになっているように見える。
目線は上。
 

 

 

日足は週足でいう前回高値のあたりから詳細に見ていくイメージ。
 

日足は最高値をつけた後、6円(600pips)ほど下落し目線が下に転換。
 

最安値とその起点との間で推移しており、週末14日(金)の東京市場で起点を上抜けたもののレジスタンスされ最終的にはヒゲで終わっている。
 

日足レベルではまだまだ売りの勢いもあることがわかる。
目線は下。

 

 

 

4時間足は日足でいう最安値をつけた起点から詳細に見ていくイメージ。
 

4時間足は12日(水)の米消費者物価指数等の経済指標の発表により、大きく下落し目線が下に転換。
 

その後すぐに、週末14日(金)の日銀金融政策決定会合の結果を受けて急上昇があり、目線が上に転換している。
 

最高値をつけた後は日足の最安値起点の水平線がレジスタンスとして機能したため半値ほど戻し押し、押し目をつけ再び上昇しているところでチャートが止まっている。
目線は上。

 

 

 

1時間足は4時間足でいう最安値の起点の少し手前から詳細に見ていくイメージ。
 

1時間足は4時間足とほとんど同じ動きをしており、最高値の水平線は異なるが起点の水平線は同じである。
 

最高値のつけた後は上昇分を食いつぶすように9割ほど下落。
 

押し目をつくり上昇が再開したが、過去に最安値の起点となった水平線付近がレジスタンスとして意識され、上値が抑えられている様子であり、ダマシもある。
目線は上。

 

 

トレード戦略

 

以上を踏まえてトレード戦略を立てると

目線は上位足から週足は上日足下4、1時間足は上である。

まず、先週同様に中期的な流れを日足から判断すると、今週は最安値をつけた起点の水平線にレートが達したがレジスタンスされ大きな上ヒゲを作りチャートが止まっているため、"中期的な売り勢力"の存在を念頭に置きながら短期の4、1時間足を主軸として売買(トレード)の判断をしていく。

1時間足を主軸として直近の売買の方向を考えていくと、最高値をつけた後、起点に向け下落しており、高値圏ではないためトレードのルール(「安いところで買って高いところで売る」)でいくと買い(上方向)のトレードが優勢(リスクが小さい)である。

また、現在は過去に最安値の起点となった水平線が再び機能しており、水平線付近で上値が抑えられ"ダマシ"も確認できる。



そのため、この水平線をローソク足実体でかつしっかりブレイクしたのを確認してから少し戻し、今度はその水平線がサポートとなること(レジサポ転換)を期待し買いでトレードしていく。

 

 

といった感じで以上になります。

 

来週はそこまで注目度は高くないですが、NY市場の時間帯に経済指標の発表を控えている日が多いため、発表前後はトレードをしない、ポジションの決済を済ませるなど資金管理を徹底していきましょう!

 

それでは!バイバイ

 

 

 

 

 


※あくまで投稿者の裁量による判断であり、相場に絶対はなく環境認識やトレード戦略は人それぞれのため、参考程度に留めてください。