こんにちは兼業トレーダーTAKUです。

 

今週のドル円相場はどうだったでしょうか?

 

10日(水)の米消費者物価指数の発表を受けて約1年半レジスタンスとして意識されていた152円のボーダーをブレイクしました!

同時に34年ぶりの最高値ということでニュースにもなりましたね。

 

 

ぼくは米消費者物価指数のような注目度の高い経済指標の発表がある日はトレードをしないと決めており、チャートすら見ませんが、「消費者物価指数の結果次第で152円突破するかな~」くらいの気持ちでチャートを見ていました。口笛

 

トレードをしない日でも「ここでエントリーしたらどうなるんだろう?」みたいな感じでチャートをただ、ぼーっと見ているのも案外勉強になりますよ!

 

それでは、来週のドル円環境認識を行っていきたいと思います!

 

 

 

ドル円環境認識

 

週足は白色の線

日足はオレンジ色の線

4時間足は黄色の線

1時間足は紫色の線

で波形と水平線を描きます。

 

 

週足は今週10日(水)に発表のあった米消費者物価指数の結果を受け、約1年半レジスタンスとして意識されていた152円のボーダーをブレイクした。(34年ぶりの最高値)
 

152円突破と併せて最高値とその起点も更新された。
目線は上。

 

 

 

日足は週足でいう前回高値のあたりから詳細に見ていくイメージ。
 

日足は急下落から急上昇があり、目線が下から上に転し、最高値をつけたあと152円の水準がレジスタンスとして意識される中、高値圏で小幅でレンジになっていた。
 

週足同様に米消費者物価指数の発表(ファンダ要因)を受けて、レンジ上限を勢いよく上抜け、同時に最高値を更新した。
目線は上。

 

 

 

4時間足は日足でいう高値圏でのレンジより少し手前から詳細に見ていくイメージ。
 

4時間足は日足同様に最高値をつけた後、高値圏で方向感なくレンジとなっていたが、レンジ上限を勢いよく上にブレイクし、1ヶ月弱続いたレンジが終了した。
 

最高値を更新した後は高値圏で最高値とその起点との間でもみあっている状態でチャートが止まっている。
目線は上。

 

 

 

1時間足は4時間足でいうレンジ上限のブレイクの起点となったあたりから詳細に見ていくイメージ。
 

1時間足は4時間足とほとんど同じ動きで、最高値の位置が若干違うだけでその起点は同じ水準である。
 

4時間足同様に高値圏で最高値とその起点との間でもみあい(レンジ)になっている。
目線は上。(レンジ) 

 

 

 

トレード戦略

 

以上を踏まえてトレード戦略を立てると

目線は上位足から週足、日足、4、1時間足と全ての時間足で上であり、4、1時間足では高値圏でレンジ?になっている。

各時間足から読み取れるように全体的に目線が上となっているため、買い方向へのトレードが堅実だと判断できるが、1時間足を主軸とした場合、押し目のない急上昇の後、高値圏でレンジになっており、上限を最高値、下限をその起点とした幅で現在は推移している。

堅実に上方向(買い)のトレードをしていく場合はレンジ上限をブレイク後の押し目を狙ったエントリー(①)や現在上限付近でチャートが止まっているが週明けに下限に向けてレートを下げた場合、最高値の起点(下限)でのサポートを狙い買いでエントリー(②)していきたい。

 



また、「押し目のない急上昇」の後に高値圏でレンジになった場合、真空状態を形成するため、レンジ下限を下にブレクした際に勢いよく下落し上昇分を食いつぶす動きがある。
そのため、レンジ下限を下にブレイクした際はその動きに乗っかる形で売りでエントリー(③)するのもアリだと思う。
 

 

といった感じで以上になります。

 

来週の注目度の高い経済指標の発表は15日(月)の米小売売上高くらいなので、夜のNY市場でトレードする方にとっては最適な1週間だと思います!

 

ただ、以前からも言っていますが、日銀の為替介入がいつ起こるかわからない相場状況のため、トレードする際は新規値注文と同時に逆指値の損切りをセットしておくことをおすすめします。

(ぼくも何回か助けられています...。)

 

 

 

それでは!バイバイ

 

 

 

 

 


※あくまで投稿者の裁量による判断であり、相場に絶対はなく環境認識やトレード戦略は人それぞれのため、参考程度に留めてください。