こんにちは兼業トレーダーTAKUです。
今週のドル円相場はどうだったでしょうか?
27日(水)の東京市場で151.97円と1990年以来のドル高円安水準を記録したんですが、日銀介入の警戒感から急激な下落があったりと方向感のない相場が週末まで続きました。
やはり、152円の壁は硬いですね。
いつ日銀介入が起きるか分からないため、トレードする際は注意が必要ですね...。
それではドル円の環境認識を行っていきたいと思います!
ドル円環境認識
週足は白色の線
日足はオレンジ色の線
4時間足は黄色の線
1時間足は紫色の線
で波形と水平線を描きます。
週足は昨年、11月に最高値をつけた後、2022年10月の高値の水準がレジスタンスとして意識されされ下落。
その後、再び上昇し2022年10月の高値の水準に迫っている状態。
先週は上昇基調であったが、今週は始値と終値でほとんど差がない状態でチャートが止まっている。
→目線は上。
日足は週足でいう最高値の起点あたりから詳細に見ていくイメージ。
日足は先週の東京市場でのファンダ要因により急上昇し、151円台に到達。
その勢いで最安値の起点を上にブレイクし、そのまま最安値が最高値の起点となった。
今週は高値圏で方向感のない状態が週末まで続きチャートが止まっている。
→目線は上。
4時間足は日足でいう最安値をつけた起点より少し前から詳細に見ていくイメージ。
4時間足は最高値をつけた後、利益確定等により少し値を下げたが過去の急下落のあった起点の水平線がサポートとなり、再び上昇。
高値圏で方向感がなく推移しており、ヒゲでは最高値を更新しているものの現在の最高値の水準がレジスタンスとして強く意識されているのが分かる。
→目線は上。
1時間足は4時間足でいう最高値の少し前から詳細に見ていくイメージ。
1時間足は4時間足のヒゲのみの更新であった部分がローソク足自体でしっかり更新しているため、その部分が最高値となるが、その後のファンダ要因等(日銀介入への警戒感)により急下落が発生し、最高値の起点を下にブレイクし目線が下に転換した。
その後の動きは最高値の起点(上限)と最安値(下限)との間で方向感なく推移している。
→目線は下。(レンジ?)
トレード戦略
以上を踏まえてトレード戦略を立てると
目線は上位足から週足、日足、4時間足は上で1時間足は下かつレンジになっている。
1時間足より上の日足、4時間足を見ると最高値とその起点が共に大きく乖離しており、高値圏で方向感なく推移しているため、それらの足を主軸とした中長期のトレードは高値掴みとなってしまうため、中長期のトレーダーによる買い勢力は以前より活発ではないと思われる。
(買い方向へのトレードは「安いところで買って高いところで売る」ことがベストのため)
また、直近で1時間足を主軸としてトレードする際は目線が現在下であることに加え、上位足の上記の理由から下方向(売り)のトレードも有効になってくると思われる。
そのため、現在小さくレンジとなっている1時間足でレンジ下限のブレイクによる売りや上限をブレイクして思惑通りならなかった場合は最安値の起点でのレジスタンスを期待して売りでトレードしていきたい。
といった感じで以上になります。
来週は注目度の高い経済指標の発表がたくさんあります!
特に週末5日(金)の米雇用統計によって相場の雰囲気がどう変わるのか楽しみです!
また、現在の相場は日銀介入などのファンダ要因による急変動(円買いによる急下落)が想定されるレート付近のため、トレードをする際は狙う値幅を明確にし決済を行うことや思惑とは逆の急変動に備え、新規注文約定後は逆指値による損切りも自動で設定するなどリスク管理を徹底していきたいですね。
来週から4月になり新年度が始まるということでぼくのようなサラリーマンの方は人事異動などで普段慣れない仕事や役職についたりや新入社員の歓迎会などで心身ともに負荷のかかる1週間だと思います。
当然、心身ともに疲れ切った状態ですとトレードの質も落ちてしまいます。(僕はそう思っています。)
上記でもお話しましたが、来週は注目度の高い経済指標の発表もたくさんありますし、なにより日銀介入がいつ起きるか分からない危険なレートにあります。
本業とトレードの両立に自信のない方は一旦トレードのことは忘れ本業に集中するのも全然ありだと思います。
FXトレードはいつでもできるので!
それでは!
※あくまで投稿者の裁量による判断であり、相場に絶対はなく環境認識やトレード戦略は人それぞれのため、参考程度に留めてください。