こんにちは兼業トレーダーTAKUです。

 

今週のドル円相場みなさんはどうだったでしょうか?

 

19日(火)の東京市場は日銀植田総裁の発言等もあり、急激な上昇が発生し翌日20日(水)には再び151円台に到達しました。びっくりびっくり

 

 

こういった、日銀総裁など要人発言によるものや注目度の高い経済指標の発表などで相場が急変動することを「ファンダ要因」と僕は呼んでいるんですが、こういったファンダ要因を狙ってトレードを行う(ファンダメンタルズ分析)トレーダーも一定数いますが、※1スプレッドの幅が大きくなることやチャートの動きが読めずギャンブルに感覚になってしまいトレード自体に再現性がないため、僕はおすすめしません。

 

※1通貨ペアを売る際に適用される「Bid(売値)」と、通貨ペアを買う際に適用される「Ask(買値)」差額のことでFX取引をする際の手数料のことです。

 

だいたいのFX会社では通常0.2銭のところが多いですが今回のようなファンダ要因が発生している際は僕の取引ツールでは0.2~10数銭と0.数秒単位でスプレッドが変動していました。

 

例えばスプレッド10銭で新規注文が約定してしまうと最初から10pips損していることになります。

 

100Lotで取引している人は-10万円からのスタートになりますね・・・。えーんえーん

 

こういった要人発言や注目度の高い経済指標の発表などは事前に発表時間などがインターネットに公開されているため、リスク軽減にもなりますのでトレード前にチェックしておくことをおすすめします!

 

 

それではドル円の環境認識を行っていきたいと思います!

 

 

 

ドル円環境認識

 

週足は白色の線

日足はオレンジ色の線

4時間足は黄色の線

1時間足は紫色の線

で波形と水平線を描きます。

 

 

週足は昨年、11月に最高値をつけた後、2022年10月の高値の水準がレジスタンスとして意識されされ下落。


その後、再び上昇し2022年10月の高値の水準に迫っている状態でチャートが止まっている。
目線は上。

 

 

 

日足は週足でいう最高値の起点あたりから詳細に見ていくイメージ。
 

日足は先々週、149.500円から151円手前くらいでレンジになっていたが大きく下落し目線が下に転換。
 

先週は下落分の半値付近まで戻し(上昇)、今週の東京市場でのファンダ要因等により更に大きく上昇し最安値をつけた起点を勢いよくブレイクし151円台突破とともに目線が再び上に転換した。
 

その後は昨年11月の最高値の水準付近でチャートが止まっている。
 

※最安値の水準がそのまま最高値の起点となっている。
目線は上。
 

 

 

4時間足は日足でいう先々週、149.500円から151円手前くらいでレンジになっていた箇所から詳細に見ていくイメージ。
 

4時間足も日足とほとんど同じ動きで、レンジ後、大きく下落し、今週のファンダ要因等も含めて下落分を食いつぶすような形で急上昇があり、最高値とそのその起点は大きく乖離している。
 

最高値をつけた後、前回の下落の起点となった水平線が押し目(サポート)となり再び上昇。
 

最高値の水平線がレジスタンスとして機能しているため、意識されている水平線だということがわかる。
目線は上。

 

 

 

1時間足は4時間足でいう最高値の起点あたりから詳細に見ていくイメージ。
 

1時間足は4時間足の動きを詳細にして見ることができるが、おおよそ150.300円から151.800円くらいの間で何度も目線を変えながら方向感なく推移している状態である。

目線の方向を含め更に詳細に見ていくと、最安値(150.266円)と目線転換後(下→上)の最高値(151.756円)の間で推移している。
 

 

また、最高値をつけた後は高値と安値を切り下げて下落しているがいずれにしても方向感はないように見える。
目線は上。

 

 

 

トレード戦略

 

目線は上位足から週足、日足、4、1時間足とすべての時間足が上であるため、買い方向へのトレードが堅実だと思われる。

1時間足を主軸とし5分足などの下位足でエントリーのタイミングをみていきたいが、1時間足の環境認識でも述べたとおりファンダ要因等による上昇後、何度も目線を変えながら最安値(150.266円)と目線転換後(下→上)の最高値(151.756円)の間で方向感なく推移しおり、この先も1時間足レベルで目線が何度も変わることが想定される。



そのため、値ごろ感でのエントリーは行わないのはもちろんのこと最高値や最安値、それらの起点など信頼できる水平線まで引き付けてからエントリーをし、損切りを浅く設定した上で水平線での反応を見て、思惑通りにならなかった場合はすぐに損切りを行うなど初歩的なトレードルールを守りトレードしていきたい。
 

 

といった感じで以上になります!

 

来週は28日(木)に第4四半期GDP【確報値】など注目度の高い経済指標の発表、29日(金)はグッドフライデーのため、欧州、米国は休場になり流動性が低くなると思います。

 

それを考えると来週は前半がトレードできるチャンスかなと思います!

 

3月最後の週なのでプラスで4月を迎えられるようリスク管理を徹底してトレードに励みましょう!

 

 

それでは!バイバイ

 

 

 

 

 


※あくまで投稿者の裁量による判断であり、相場に絶対はなく環境認識やトレード戦略は人それぞれのため、参考程度に留めてください。