こんにちは兼業トレーダーTAKUです。
今週の相場は注目度の高い経済指標の発表もほとんどなく、NY時間も割りと落ち着いてトレードすることができたのではないかと思います!
ただ、先週からおおよそ予測していたとおり、レンジ相場となっており相場自体に方向感がなかったため、エントリーポイントもかなり限定されてきたのではないかと思います。
ちなみに、ぼくはFXを始めたばかりの頃、こういった相場でむやみに根拠ないトレードを繰り返し、痛い目に遭っているので、こういった「大きなレンジ相場」のときは結構慎重になります。
こういった相場のときはむやみにトレードせず、やりたいこと(勉強や趣味)に時間を使うのもありだと思います!
それではドル円の環境認識を行っていきたいと思います!
ドル円環境認識
週足は白色の線
日足はオレンジ色の線
4時間足は黄色の線
1時間足は紫色の線
で波形と水平線を描きます。
週足は最高値をつけ、2022年10月の高値の水準でレジスタンスされた後、140円くらいまで値を下げて(押し目)上昇勢力が復活。
3週間ほど約149円周辺が意識され買いと売りが拮抗していたが、その水準も上抜けて150円台に到達。
現在は最高値に向け上昇している最中。
先週の高値を更新することはなかったが、終値は先週より高い水準に位置している。
→目線は上。
日足は週足でいう最高値の起点あたりから詳細に見ていくイメージ。
日足は前回高値の水準で何度もレジスタンスされていたが、ファンダ要因等もローソク足実体で上にブレイク。
その勢いで150円に到達し、最高値をつけた後は少し下落し、過去に引いた水平線でサポートされ、最高値に向けて再度上昇中である。
→目線は上。
4時間足は日足でいう現在の上昇トレンドの起点(約146.500円)周辺から詳細に見ていくイメージ。
4時間足は150円到達とともに最高値をつけ、その後は最高値と前回高値くらいの水準で方向感なくレンジ?になっているように見える。
また、最高値と起点が大きく乖離している。
→目線は上。(レンジ)
1時間足は4時間足でいう最高値の起点付近から詳細に見ていくイメージ。
1時間足は現在の最高値をつけた急上昇が起きる前、目線は下であったが、この上昇が原因で最安値がそのまま最高値の起点となり、最高値をつけた。
最高値をつけたあとは最高値を上限、最安値起点を下限としレンジになっている。
また、起点の位置は多少異なるが4時間足と同様に最高値と起点が大きく乖離している。
→目線は上。(レンジ)
トレード戦略
以上を踏まえてトレード戦略を立てると
目線は上位足から週足、日足、4、1時間足とすべての時間足で上であるが、4、1時間足はレンジである。
各時間足の状況を踏まえ、買い方向へのトレードが堅実だと判断できるが、4時間足や主軸としている1時間足の動きを見ると「大きなレンジ」となっており、直近の信頼できそうな水平線も乖離しているため、先週同様にリワードに対してのリスクが未知数であるため、「今すぐに」トレードするのは難しい状況だと判断できる。
そのため、トレードをする場合は信頼できそうな水平線(今回でいうとレンジ上限、下限など)まで到達するまでしっかり待ち、リスクを軽減できるようルールを守りながらトレードしていきたいと思う。
また、150円周辺のレートは過去に「日銀介入」(急な円買い)などがあり、予期せぬ急変動が起きやすいレートでもあるため、トレードする際は長期でポジションを持たないなど「エントリーや決済」以外にも気をつけていきたい。
といった感じで以上になります!
来週は2月最終週、金曜日から3月スタートということで、1日(金)の米ISM製造業景況指数の発表でこのレンジ相場を抜け出せたらなと思います!
それまではこのレンジ相場が続くと予想されるため、チャートを見て「なんか微妙だな」と思ったらトレードをしないといった感じのスタンスの方が気が楽かもしれません。
チャンスがくるまで時間を有効活用しましょう!
それでは!
※あくまで投稿者の裁量による判断であり、相場に絶対はなく環境認識やトレード戦略は人それぞれのため、参考程度に留めてください。