こんにちは兼業トレーダーTAKUです。

 

今週の相場は先週同様に全体的に方向感がなく、米雇用統計などのファンダ要因等で相場の雰囲気が一変してレンジ相場を脱するかと思いましたが、上限付近でチャートが止まってしまいましたね...。ガーン

 

 

ファンダ要因による急上昇、急下落を除いたとしてもそれ以外の箇所は方向感がなく、トレードしにくい相場環境だったと思います。

 

来週も自分のトレードしやすい相場環境になるまで、待ちの姿勢ですね。口笛

 

 

それではドル円の環境認識を行っていきたいと思います!

 

 

 

ドル円環境認識

 

週足は白色の線

日足はオレンジ色の線

4時間足は黄色の線

1時間足は紫色の線

で波形と水平線を描きます。

 

 

週足は最高値をつけ、2022年10月の高値の水準でレジスタンスされた後、140円くらいまで値を下げて(押し目)上昇勢力が復活。
 

先々週につけた約149円周辺が意識されており、買いと売りが拮抗し、方向感がないように見える。
目線は上。

 

 

 

日足は週足でいう前回高値のあたりから詳細に見ていくイメージ。
 

日足は最高値をつけた後、最高値(148.522円)(上限)と過去に勢いよく下落したときの起点(147.500円)(下限)との間で方向感なくレンジになっており、31日(水)に下限を下にブレイクし、レンジを抜けたが、2日のNY市場での米雇用統計発表などのファンダ要因等により、強く上昇。
 

再びレンジ内に戻り、現在は上限付近にレートがある。
 

まだ、レンジ上限を上にブレイク(最高値の更新)していないが、ローソク足実体で上にブレイクするようなら、更に買いの勢いが強くなると思われる。
目線は上。

 

 

 

4時間足は日足でいう最高値をつけた起点付近から見ていくイメージ。
 

4時間足は最安値をつけた後、日足と同様に米雇用統計などのファンダ要因等により、勢いよく上昇し起点に水平線を上にブレイクし目線が上に転換。
 

しかし、4時間足を俯瞰して見ると、前回安値の起点(148.698円)と最高値の起点(146.243円)との間で目線が何度も変わりながらもレンジになっているように見え、現在は上限付近でチャートが止まっている。
目線は上。(レンジ)

 

 

 

1時間足は4時間足の最安値をつけた起点付近から見ていくイメージ。
 

1時間足は最高値、最安値の起点など少し誤差があるものの4時間足とほとんど同じ動きであり、ファンダ要因の勢いで最高値をつけ、少しレートを下げチャートが止まっている。
目線は上。(4時間足とほとんど同じ動きのため、レンジでもある。)

 

 

トレード戦略

 

以上を踏まえてトレード戦略を立てると

目線は上位足から週足、日足、4、1時間足とすべての時間足で上である。
また、その中でも4、1時間足はレンジである。

各足の目線から上目線のため、買いでのトレードが堅実だと判断できるが、主軸とする直近の4、1時間足が大きなレンジの中で上限付近にレートがあり、更に直近にファンダ要因等による急激な上昇があったため、「今すぐに買い」はリスクがあり危険だと思う。



 

そのため、上昇後に起きる「調整の売り」など、5分足レベルでの下降トレンドが形成された際、同時にレートが十分に下がったのも確認しながら、下降トレンドラインのブレイクを狙い、買いでエントリーしたりと「安いところで買って、高いところで売る」を徹底したい。



プラスα

 


また、ファンダ要因等などで急激に上昇した際は、その上昇分を食いつぶす下落の動きがある可能性も考えられるため、上記で説明した「調整の売り」が起きず、高値圏でもみ合い(レンジ)になった際は、下限ブレイクなどを狙い短期的な売りを仕掛けるのもありだと思う。


特に、レンジになり下限より下が「真空状態」を形成した際は、売りでの戦略もかなり優位性が増すと思われる。

 

といった感じで以上になります!

 

来週は5日(月)に米ISM非製造業景況指数、7日(水)に米貿易収支と注目度の高い経済指標の発表も控えているため、これらのファンダ要因により相場の雰囲気が変わってくれればなと思っています!

 

 

それでは!バイバイ

 

 

 

 

 


※あくまで著者の裁量による判断であり、相場に絶対はなく
環境認識やトレード戦略は人それぞれのため、参考程度に留めてください。