こんにちは兼業トレーダーTAKUです。

 

今週のドル円相場は前半は方向感がなくもみ合いになっていており、後半はファンダ要因等で大きく下落し、先週の相場と似たような雰囲気でした。

 

 

最近(12月に入って)は仕事を休みにして昼間チャートの動きを見ていることが多いのですが、少し気になったことがありました。

 

それは...。

 

「ボラティリティーが大きい」です。

 

ボラティリティーとは価格変動の度合いを表しており、「ボラティリティーが大きい」とは「価格変動(値幅)が大きい」という意味になります。

 

 

「ボラティリティーが大きいから一気に稼げていいじゃないか!」と思う初心者の方いると思いますが注意してください。

 

「ビギナーズラック」の可能性あります。

 

では、なぜボラティリティが大きいと初心者はビギナーズラックに陥りやすいのか。

 

※ここからは僕の主観なので「それはないだろ!」って方はスルーしてください!

 

 

それは、先週と今週の相場のような「レンジの部分」

特に先週から今週にかけてはローソク足一本の値幅が大きいように思います。

 

ローソク足一本の値幅が大きいとどういうことなのかというと。

 

「ローソク足一本の値幅が大きい」=「一瞬で稼げる」

 

逆を言うと

 

「ローソク足一本の値幅が大きい」=「一瞬で損失がでる」

 

ということなのですが...。

 

これがレンジ相場になると、利益がででいるときはいいですが、損失がでると損切りができない人が多発します。

 

なぜ損切りできないのか、お察しの方はいると思いますが、ボラティリティーの大きいレンジ相場のため、損失がでても少し待てば利益方向(思惑方向)に戻ってくる可能性が高いからです。

 

「すぐに戻ってくるから大丈夫」と相場(FX)を甘く見て環境認識を疎かにして、適当なポイントで値ごろ感だけでトレードしている初心者の方はこういった相場のときはビギナーズラックに陥りやすいです。

 

また、先週と今週の週の前半は「ボラティリティーの大きいレンジ相場」です。

 

そして後半は一気に大きな値幅で下落しています。

 

 

一気に大きな値幅で下落しているということは、ファンダ要因もありますが、「すぐに戻ってくるから大丈夫」と適当にトレードしている大勢の初心者トレーダーたちの損切りでもあります。

 

 

たとえ、今週の前半のようなボラティリティーの大きいレンジ相場で適当にトレードして運良く20~30pipsを一瞬で稼げだとしても、後半のようなファンダ要因等による一気に大きな値幅で下落されると100~300pipsくらい一瞬で失います。

 

ボラティリティーの高い相場は毎回訪れるとは限りません。

この100~300pipsの負けを取り返せたとしても相当な時間と労力が必要になって来ます。

 

まだ、試行錯誤して負けを取り返せる人は良いものの、ビギナーズラックと気づかずに泥沼にはまり資金をすべて失う初心者の方は相場を退場せざるを得なくなります...。

 

このブログを読んでくださっている方にはそうなってほしくはないと思います。グッド!

 

心当たりがある方は今一度自分のトレードスタイルを見直してみてください。お願いお願い

 

 

 

長文で生意気なことを言ってしまいましたが、気を取り直して今週のドル円環境認識をしていきたいと思います!

 

 

 

ドル円環境認識

 

週足は白色の線

日足はオレンジ色の線

4時間足は黄色の線

1時間足は紫色の線

で波形と水平線を描きます。

 

 

週足は先週、サポートとして機能した前回高値の水平線をローソク足実態で下にブレイクし下落が加速。
 

昨年5月頃引いた水平線がサポートとなりチャートが止まっている。
 

売りの勢いが強いが目線の概念からいうとまだ、上目線である。
目線は上。

 

 

 

日足は週足でいう前回高値のあたりから詳細に見ていくイメージ。
 

日足は先週、最安値(141.626円)をつけたあと、起点に向けて上昇。
 

今週は、前回安値の水平線がレジスタンスとして機能し、最安値に向けて再度下落して、ヒゲでは最安値を更新しているが、ローソク足自体でサポートされている状況。
 

また、過去のチャートの動きを見ると141~145円の間は特にもみ合うこともなく、上昇or下落しやすい値幅であることがわかる。
目線は下。

 

 

 

4時間足は日足でいう前回安値の起点あたりから詳細に見ていくイメージ。
 

4時間足は日足でいう最安値の水平線をローソク足実態で下にブレイクし、最安値を更新している。
 

最安値を更新後は、安値圏でももみ合いになっている。
 

最安値を更新したあとの戻り高値の水準が機能していそうなため、目安として水平線を追加する。
目線は下。

 

 

 

1時間足は4時間足の最安値をつけた起点あたりから詳細にみていくイメージ。
 

1時間足を見ると、4時間足とほとんど同じ動きで特に目立った押し目や戻りもない状況で最安値(140.954円)から142.468円の間でレンジ?になっているように見える。

目線は下。(レンジ?)
 

 

 

トレード戦略

 

以上を踏まえてトレード戦略を立てると

目線は上位足から週足は上日足、4、1時間足は下で現在は安値圏でレンジ?になっている状況。

目線の概念からいうと売りでのトレードが堅実だが、方向感のない相場状況かつ値幅が大きいため、エントリーポイントを誤ると一気に損切りになる可能性が高いと思われる。


そのため、年末に向けてボラティリティは低くなる可能性はあるが、チャートがある程度、形になってくるまで様子を見たいと思う。

 


また、今のチャートから直近で目線の概念がなくトレード戦略をたてるなら、レンジ上限として機能している142.468円から週足の水平線145.073円あたりまで真空状態のため、レンジ上限(142.468円)の水平線をローソク足実態で上にブレイクしたのを確認してから買いでエントリーする戦略が最も堅実だと思われる。

 

といった感じで以上になります!

 

 

来週の前半は注目度の高い経済指標の発表もなく、サラリーマンの方も帰宅後、落ち着いてトレードができると思います!!

 

 

前半少し怖いことを言ってしまいましたが、僕の経験談を踏まえての内容になります。

自己啓発の意味もありますが、このブログを見ている人たちに少しでも参考になったらなと思っています。

 

 

それでは!バイバイ

 

 

 

 

 

 

※あくまで著者の裁量による判断であり、相場に絶対はなく環境認識やトレード戦略は人それぞれのため、参考程度に留めてください。