こんにちは兼業トレーダーTAKUです。
今週の相場は2日(月)に高値圏で揉み合いになり、翌日3日(火)に心理的節目の150円に到達したため、3円ほど一気に下がり、6日(金)に雇用統計の発表がありと中々トレードしにくい相場環境だったかなと思います。
FXに限らず、分かりにくかったりトレードしにくい相場のときは結構あると思います。
そういった相場のときは無理なトレードはぜず、自分のわかりやすい、今後のシナリオが想定できそうな自信のある相場のときだけ果敢にトレードしていけば良いと思います。
それでは、来週のドル円環境認識をしていきたいと思います!
ドル円環境認識
週足は白い線
日足はオレンジ色の線
4時間足は黄色の線
1時間足は紫色の線
で波形と水平線を描きます。
週足は前回同様、上昇トレンドが継続中である。
→目線は上。
日足は週足でいう前回高値のあたりから詳細に見ていくイメージ。
日足は最高値150.160円をつけた後、心理的節目150円に到達したため、ファンダ?による要因で起点付近まで一気に下落した。
起点付近にはローソク足実体ではなくヒゲのみの到達となり、現在は最高値と前回高値の間で推移(値幅を見ていく。)している。
→目線は上。
4時間足は日足でいう最高値をつけた起点付近から詳細に見ていくイメージ。
4時間足は最高値(150.160円)をつけた後、日足のレンジ(最高値と前回高値)の中を目線を何度か変えながら推移している。
レンジの中でも下限付近でサポートが入り、目線も上となっている。
→レンジ(上)
1時間足は4時間足を詳細に見ていくイメージ。
1時間足を見ると、自分の判断でいうと最高値が149.977円、その起点が149.654円とし、心理的節目の150円のレジスタンスにより、一気に下落し目線が下に切り替わった。
それにより、最安値を147.336円、その起点を149.977円とする。
値幅が200pips(2円)以上乖離しているため、その中での最高値、最安値を決め目線を確認していく。
その中で最安値を148.262円、その起点を149.136円とし、一度起点付近まで上昇したが、レジスタンスされ下落。
下落後、最安値の水準でサポートされ一気に上昇し、起点も上にブレイクし目線が上に切り替わっている。
トレード戦略
以上を踏まえてトレード戦略を立てると
まず、目線は上位足から週足、日足は上で、4時間足はレンジ、1時間足は大幅な下落を無視して目線は上である。
現状、4時間足を主軸としていくと、日足の最高値と前回高値の間でレンジになっており、レンジ下限でサポートされたあとは、上昇し、レンジの中腹くらいに位置している。
レンジ下限でサポートが入り、上昇しているため、買いでの戦略を立てていきたいが、1時間足で詳しくみてみると、サポートからの上昇はほとんど押し目がなく100pips以上の値幅がある。
そのため、現時点でエントリー(買いも売りも)はかなりリスクがあると考えられるため、買いでエントリーするなら、上昇の押し目かつなるべく下限付近の反応しそうな水平線でエントリーしていく。
※上図は一時的な売り(下降トレンドライン)のブレイクを狙い買いでエントリーするシナリオ。
環境認識、トレード戦略は以上になります。
来週は週明け9日(月)が日本祝日で、12日(木)に米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、その他にも注目度の高い経済指標の発表があります。
CPIの発表が終われば、相場が再び方向感を取り戻すと思うため、それまで勉強ですかね。
それでは来週も頑張りましょう!
※あくまで著者の裁量による判断であり、相場に絶対はなく環境認識やトレード戦略は人それぞれのため、参考程度に留めてください。