余りにも凄まじい悪化状態なので、
脊髄のMRIを再度、撮る事に。
先週の時点で病状の進行が
一向に止まらないんだから、
もう一度MRIを撮ってくれって
ずっと言ってたんだけどね。
そんなにMRIで、
すぐには変化は現れないとの事で却下。
向こうは専門家で、こっちはド素人。
当然、医者の見解があって当たり前だけど
こんだけ激しく身体の変化があるんだから
採血なり、何なり変化あるだろうって
考えるのが普通だと思うんだけど。
……で、MRIの結果が、
最初に撮った時の病変より大きくなって
炎症が拡がってるとの結果。
全身麻痺でもおかしくない状態らしい。
実際、一歩手前って感じだし。
右手が動かなくなった経緯から
あと、２日位で左手も終わりだなって
思ってたから……。
先週、撮ってくれてれば……。
フルタイムの点滴中だったから
治療を途中で変えられないにしても
病状の進行が止まらない理由も
分かったし、
これが終われば、
違う投薬で抑えられるって聞けば、
少しは安心出来たのに。
結局、医者ってのは
自分が辛い訳じゃないから、
どんなに、何度も、訴えても
人の痛みや心には鈍いって感じ。
治療、経過観察をひたすら遂行するだけ。
こっそり、看護師に自分のMRIを
見せてもらったんだけど、
酷い状態。
脊髄って黒く写ってるんだけど
最初に見たのは、脊髄の中に
ちょっと1箇所だけ、白い影があるって
感じだったんだけど
今回の撮ったのは
脊髄の中、全部が薄い白い影に変わってた。
そりゃ、全部動かなくなるよ。
次の日からは、また違う検査の連続。
1日に2～3種類の検査して、
筋肉繊維の検査も必要らしく
悪くもない、上腕を切られて、
筋肉を剥がされて……。
検査じゃなく検体？
入っちゃいけない、
keep out 的なマークが
いっぱい貼ってある検査室で
他に腫瘍とかないか調べる為に、
放射性の物質(影響のない微量らしいけど)
を注射されて……
biohazardのTウイルス打つ時の
金属製みたいな注射で……
全身に放射性物質を循環させる為、
2日間、熟成させて撮影……。
完全に実験用のマウスって感じ。
只、一気に検査した分、
次の投薬もすぐに始まり
やっと病状の進行が止まりました。
先ずは悪化するのが止まらないと
治るも治らないもないからね。
幸い、今度は薬も効いてる様で
まだ力は入らないけど、
右手が動く様になり、
まだフラフラするけど、少し歩ける様にも
なりました。
副作用もある強い薬を
引き続き、大量の投薬が必要らしく
様子を診ながらになってしまう為、
まだ暫く退院は出来ないけど。
辛いのは続くけど、
心はホンの少しだけ楽になりました。