あなたは、人間が持つ潜在意識は90%以上を占め、

顕在意識は10%以下であるという話を聞いたことがありますか?

 


ハーバード大学のマーケティング教授 ジェラルド・ザルトマン氏によると、

私たちの思考、感情、学習の95%は意識されることなく生じているそうです。

 

 

このように考える専門家は他にもおり、

ニューロフォーカス社のCEO プラディーブ氏は、

99.999%であるとしています。


潜在意識が持つパワーを示す1つの証拠として、

「脳は8秒前に決断している」というデータがあります。

 

 

被験者にパズルを解いてもらう実験を行ったところ、

パズルを解けたと自覚する8秒前に実際にはパズルは解けていたそうです。

 

 

私たちが取る行動の95%が無意識のうちに決定されてしまうのであれば、

残りの5%に向けて売り込んだり訴えたりするのはムダな努力なのでしょうか。

 

 

『脳科学マーケティング100の心理技術』の著者である、

ロジャー・ドゥーリー氏は脳科学や行動科学に精通しており、

その知識をマーケティングに活用した「ニューロマーケティング」

を研究しています。

 

 

著書の中で氏は価格にキリの良い数字は入れない、としています。

1000円や5000円とするよりも、980円や4980円とした方が商品は

売れやすくなるそうです。

 

 

フロリダ大学によって、これを証明する実験が行われました。

買い手を3つのグループに分け、3種類の開始価格を提示しました。

 

 

①4988円

②5000円

③5012円

 

 

研究者がこの商品の卸価格はいくらだと思うかと質問したところ、

②5000円のグループでは、他のグループよりも低い卸価格を推定して、

さらにキリの良い数字だったそうです。

 

 

つまり、キリの良い価格設定は、買い手が感じるお得感が減ってしまう

ことがわかります。

 

 

キリの良い数字は正確さに欠けることをほのめかし、

4000円が適正価格に近いのではないかと疑問を持たせてしまうのです。

 

 

そういえば、ユニクロの価格設定は

 

 

●エアリズム クルーネックTシャツ 990円

●感動パンツ 3990円

●ウルトラストレッチ スウェットセット 2990円 

 

 

など全てキリの悪い価格ばかりです。

 

 

無印良品はどうでしょう?

 

 

●天竺編みポケット付Tシャツ 990円

●肩の負担を軽くする撥水リュック 2990円

●木製ベッド オーク材突板 スモール 22900円

 

 

やっぱりキリの悪い価格でした。

 

人は数字が細かい方が、商品自体の品質も高く感じるのでしょうか?