6回にわたって行動経済学についてブログを書いてきましたが、
今回は総まとめをしたいと思います。
●人は絶対的な判断基準など持っておらず、相対的にしか物事を判断できない。
●人はアンカリングに影響される。
アンカリングとは船の錨(いかり)のことで、最初に提示された数字や条件が基準となり、
その後の判断基準が無意識に左右されてしまう心理のこと。
9800円単体だと高く感じるものでも、15000円→9800円だと安く感じる。
●私たちは「社会規範」と「市場規範」、2つの世界を行き来している。
この2つの違いは「報酬があるかないか」だけの違いでしかないが、
完全に相反するものである。
●先延ばしのクセを回避するには、
・自ら締め切りを設定し、
・それを周りに宣言し、
・できなかったらペナルティーを課す
●人は予想した通りのものを手に入れる。
予想はネガティブ、ポジティブの両方に働く。
●プラセボ(プラシーボ)効果
ただのビタミン剤を使った実験でも、
痛み止めの新薬だと信じ込ませて飲んだビタミン剤は、
本当に痛みが減少した気がする。
これが安い価格より、高い価格の方がより効いた気がする。
いかがでしたか?
私は営業職なのですが、商品のスペックや値引きに頼ることを極力避けるため、
商談の場で行動経済学を利用することがあります。
同業他社の類似品との比較だと、スペックにはそんなに大差がないため、
結局価格勝負になりますからね。
(使いこなせているかどうかは微妙ですが。。。)
ただ、このような心理効果を知っているのと知らないのとでは、
他人とは全く異なるアクションを起こすことができ、
有利なポジションに立てることがあるのも事実です。
次回は脳科学マーケティングについてまとめてみたいと思います!