ところで、オフ・ザ・ボールがいかに重要か、ご存知ですか?よく、スーパースターのプレー動画ではボールを持っている時の足技しかフォーカスされないものですが、そのもらう前にとんでもない数の駆け引きをしています。だから、自分の好きな形で受けれて好きなことができるのです。上手い選手はボールがない時の動きが秀逸です。「試合中の9割以上はボールを持っていない」です。なので、相手を見る時間は山程あります。その前提をまずは理解しておいてください。それらを踏まえてオフ・ザ・ボールに置いて大切なこととは、一体なんでしょうか。
①相手を見る
これだけです。しかしこれを出来ない人がほとんどです。ただ、これをできるかできないかで、世界線が全くもって変わってきます。
このメッシのプレー。メッシは間接視野でCBが自分の足元のコースを狙っているとわかったので判断を切り替えて、裏に抜け出しました。本来は足元で受ける予定だったのでしょう。この一連の中でメッシは何もスーパーなことはしていません。5人抜きするわけでもなく、素走りでゴール前まで行ってゴールを演出しました。やっているのは相手を見てプレーすると言うことだけです。相手がこうしてきているから自分はこう。といった流れです。それは相手が何もアクションを起こしていない時も同じで、相手が何もしてこないのだったら自分から仕掛けに行く。と言ったプロセスになります。
②間に立つ
よく「ギャップ」と言われますがなぜ間に立つのか。1つは間に立つことでパスが通る。もう1つが相手の陣形が崩れる、です。間に立つことで相手はマークが曖昧になる、もしくは間に立った選手のマークに行くと、それだけで、マークに行った選手は前に出れないのでボールを保持できる。しかし、DFも考えるので次は間のコースを消しに来ます。すると、違う間が開きます。どこかの間を閉じられても、どこかが開くので、ずらしていけばずっと受けられます。
③選択肢を多く持つ
これも何回も聞いたことがあると思います。が、実際には、どういうことかと言うと「体の向きを決める」と言うことです。体の向きを決めると言うのは常に自分の胸をコートの内側に向けておく、もしくはファーストタッチでコートの内側に向けられる体の向きを作ると言うことです。胸をコートの内側に向けることで、選択肢の中のベースとなる逆サイドへの展開、ドリブル、楔、逃げ道のどれかが可能になります。体の向きが悪いと、後ろを向いてしまって相手にプレッシャーをかけられるなどと言ったことが起きてしまいます。すると、試合は成り立たないし、個人としてもボールを扱う技術はあるのに受ける前や、受けてすぐにとられて評価されずに終わってしまいます。


