映画「キャッチボール屋」を見た帰り道です。ほのぼのとした映画で気持ち良かったです。今日早起きしたので上映中少しウトウトして寝てしまいましたが…。大森南朋さん本当素敵だなー。


そう。この前東京国際映画祭で特別賞をいただきました。なぜか、僕が…
聞いた時、正直、嬉しいというより…寂しい感じになったんですよね。そんな気持ちになぜなったのかは今でもわかんないけど、そんな気持ちになったんよね。

賞をもらうという事は評価してもらったからだと思う。それはとてもとても嬉しい事です。

僕の中では賞をとったというより、とらせてもらった気持ちが強いから、複雑なんですよね。賞をとったから演技できる奴なんだ。とか思われたくなくないし、演技よくわかんないし…これで変に迷う事にはなりたくなくて。そーゆのは弱い心からきているんでしょうが。


「M」の廣木監督は役者の手柄にしてくれるんですよ。


これからも、がむしゃらに役者として当たり前の事を当たり前にこなして、一つ一つしっかり考えなきゃ。それができなかったら終わるでしょうね。

賞をもらったからこそ、これからの事をめちゃ考えるし、うまく言えないけど水の中におもりを付けられて落とされたような、空気がうまく吸えないような気持ちになるんです。


もう、真剣にもがくしかないんです。窒息死したくないもん。
それが僕には似合ってると思うしね。


賞はもらった時点で過去のもので、あれはあれなんです。あんま深く考えんなて事ですよ。

僕の頭の中は次の作品の事でいっぱいいっぱいですしね。


「M」の監督、スタッフ、キャスト、東京国際映画祭の審査員の方々「特別賞」ありがとうございました。


はい、次だ、次!