第25回憲法フェスティバルについて | 憲フェスWebマスターのブログ

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25回目を迎える憲法フェスティバル、今年は5月28日(土)に東京都千代田の日本教育会館(一ツ橋ホール)で開催されます。
毎年テーマを決め、それに沿ったイベントになるよう工夫をしていますが、今年のテーマは「憲法にカンパイ!」。25周年を記念して、また65年にわたって私たちの権利を保障して来てくれた憲法に感謝の気持ちを込めて、このテーマとしました。

東日本大震災があり大変な状況ではあります。しかし、こういう時にこそ一人ひとりの人権を保障し、平和を目指す憲法を忘れてはならないという考えから、被災地の復興を祈り、憲法の理念を復興に生かすよう訴えるような内容になれば、という思いで、今年の憲フェスを開催させていただきます。

今年の企画の一つ目です。
毎年のチラシに載せている、第1回の憲フェスに映画監督の木下恵介さん(浜松市の木下惠介記念館)から寄せられた「ことば」。憲フェスでは、この「ことば」を実行委員会の気持ちを表しているものとして大事にしてきました。今年は25周年の記念に、この「ことば」に曲をつけて披露する予定です。作曲者は、サックス奏者、音楽プロデューサーであり、映画「ホワイトアウト」「沈まぬ太陽」の音楽を担当されるなど、多方面で活躍されている住友紀人さんです。
今回、この曲を歌ってくださるのは、高瀬“makoring”麻里子さん。谷川賢作さん、大坪寛彦さんと共に結成した現代詩を歌うユニット「DiVa」のヴォーカルとして、また、渡部沙智子さん、葛岡みちさんとの、女子3歌楽坊「トランスパランス」やソロのライブと精力的な活動を行っている方です。
曲の方は、さわやかなメロディーに仕上がってきて、本当に完成が楽しみです。これで憲フェスに新たな財産が増えることになり、本当にうれしく思っています。

講演は、早乙女勝元さん(早乙女さんが館長をつとめる東京大空襲・戦災資料センター)の「東京大空襲と憲法9条 ~ある作家の体験から~」が行われます。早乙女さんは、今までも憲フェスの賛同人として私たちの活動にご理解をいただいていました。今回、満を持しての出演となりますが、東京大空襲のお話を聴くことで、東日本大震災で津波に襲われた地域を私たちも一緒にどのように復興させていくのかを考える一助になるのではないでしょうか。

そして、今年99歳になる映画監督・新藤兼人が自らの戦争体験にもとづき「映画人生最後の作品、私の遺言状である」と語る作品「一枚のハガキ」(主演:大竹しのぶ豊川悦司)を、制作の近代映画協会、配給元の東京テアトルの協力により、憲フェス25周年記念として、今夏の公開に先がけて特別試写会を行います。ぜひご覧いただきたいと思いますが、戦争によって家族を奪われ、全てを失った主人公が最後には希望を抱いて立ち上がる姿が描かれており、東日本大震災にも通じるテーマが描かれていると思います。

今年の憲フェスは第25回という節目であることから、例年より多くの方に足を運んで頂きたいと思っています。憲フェスに興味を持たれた方は、私たちのWebサイトもご覧ください。