会員さんの試合;ホーチミンでキックボクシング | ベトナム・ホーチミンでキックボクシングの普及を

ベトナム・ホーチミンでキックボクシングの普及を

仕事でベトナムに行くことになってそのまま根付いてしまいそうなのでいっその事、この地でキックボクシングの普及をしようと企む一般人のブログ

こんにちは。

 

最近、

 

対戦希望表明したら訴えられた。

 

という格闘技史上で例を見ないくらい呆れる出来事がありましたね。

まあ・・・その団体の方針でそうなら勝手にしたら良いと思いますが

その行為自体が一番、イメージダウンに繋がるって分からないんですかね?

亀田兄弟ですらやらなかった事をやってしまってホントに悪い意味の快挙達成ですね。

 

以前も聞かれたことありましたが

自分は武尊も10年に一度の逸材だとは思いますし強いと思ってますよ。

K-1ルールの括りでの試合ならタイのランカーとかにも見劣りしないくらいには

圧力もありますし何よりKOで勝ち切ってますし、間違いなくK-1を背負ってます。
この前のトーナメントも強かったですしあれで勝ちきって華があるってのは

なかなか出てこないでしょう。

 

ただ、那須川は

キックボクシング史上最高の逸材で

50年に一度出るかどうかの逸材。

 

って話なだけで同時期にそんな突出した選手が出てきて

運が悪かったとしか言いようがないです。

スアキム戦なんて格闘技経験のない人が見てもどれだけ凄いか分かるでしょう・・・。
自分は鳥肌立ちまくって本当に感動しましたし歴代日本人のベストバウトだと思います。

 

 

単純に強いって選手なら梅野源治、武井や西京や石井一成とかもそうなんでしょうけど

スター性と言いますか・・・そういう華ってモノがある選手はそうそう出てこないです。

武尊はそういう意味で10年に一度の逸材なのは間違いないです。

強いからこそ経営陣のあの姿勢は非常にガッカリですね。

 

 

あと、自分は個人的に秀樹選手に相当、注目してます。

大月を彷彿させる小刻みな脚さばき、的確なジャブと決め所を外さない試合運び。

堅実で華は無いですが自分は凄く好きなタイプでこの選手は今後、かなりの結果を

残し続けていくと思っています。

 

 

自分は二年以上前から

過去記事を読めば分かると思いますが

 

井上尚弥と那須川天心は

格闘技の枠組みを超えた本当のレジェンドに

なり得るのはこの二人しか居ない。

 

と言い続けて来ましたがそれは最近の結果を見ればよく分かるでしょう。

 

那須川はもう一つ、他の違ってるところは陣営のマッチメークに明確な意図が見えるところです。

特にワンチャローン戦の後に、アムナット、ウィサンレックとベテランの元王者とやることにより

老獪なテクなどを経験させた上でスアキムのような現役の本物の王者に挑む。

 

今度のロッタンの前に中村優作を選んだのも日本拳法の初速の速い独特のパンチに

右フックを被せながらというのを繰り返してたので、ロッタンのスアキムですら下がらせて

ダウンを取った圧力とハンドスピード対策に敢えて中村選手を選んだんだと思いました。

それだけ陣営が那須川を成長させる過程を明確に描いて順当に成長させてるという

意図を感じるのでそれが那須川の強さにも繋がってるんでしょうね。

 

 

話は変わりまして会員さんの試合映像が鮮明な動画で上がりましたので紹介を。

 

 

 

 

 

ホーチミン市でのボクシングの試合。

二人共、ジムの会員さんが出場しています。

一人目は45歳オーバーながら何もさせずに完封勝ち。
この試合はセコンドもやってましたがホントに文句言う所も無いくらい完璧でしたね。


二人目は相手はホーチミン市の金メダリスト。

17歳ながら非常に卓越したテクニックを持っています。
こちらはドローでしたがかなり優勢でしたのでアウェイ判定が無ければ勝ちがついてても

おかしくない試合でしたね。


ジムの趣旨としましてはボクシングはとにかく距離感とディフェンス。

パリング、ブロッキングからの攻防とジャブで刺し負けないことを意識して練習してもらってます。
うちはキックボクシングジムですがボクシングの試合に出る以上は

 

キックボクサーだから

と言う言い訳は一切させません。

 


他競技の試合に出る以上は他競技の趣旨に従ってその中でやるべきで

そういう言い訳をしようとするならわざわざ他競技に出なければ良いだけの話で。

何よりそういう言い訳じみた姿勢はカッコ悪いですね。

格闘技は勝った人が正しいとされて結果が全ての世界ですので。

 

あと6月16日から22日までジムのリフォームのためにお休みにさせて頂きます。
ちょっとジム自体も大幅に変えると言いますか・・・。

裾野を広げるための施策を検討中ですので詳しくはまた後日、お話します。

 

なんかうちのジムはやたらとガチンコと言うイメージが定着してるみたいですが

結果として残ってる会員さんがガチ勢ばかりなので結果、そうなってしまってますが・・・(笑)

別にスパーリングを強要することはありませんししなくても大丈夫なんですけどね。

ホーチミンも中規模ジムが増えてきて格闘技自体の裾野自体が確実に広がっています。

この流れを掴むべく、色々と考えておりますのでまた今後共、よろしくお願い致します。