ウルトラマンレオ#5#6#7#8 | 通常の三倍の尿酸値

ウルトラマンレオ#5#6#7#8

レオ#5#6
相変わらず辛気臭い。#6ではダンがゲンを杖で滅多打ちにした後車で撥ね飛ばす。俺が当時の子供だったらこの回で観るのを止めてたかもな。
トオルは星人に父親を殺されたばかりでどこか捻くれた部分があるのは仕方ない。ウルトラマンレオはトオルの成長譚でもあるので。
それまでは藤木悠のギャグと冨永みーなの笑顔でしのごう。
百子さんはウルトラシリーズでも特に好きなヒロインです。ところが表情が暗い。
尤もこれはトオル/カオル兄妹(キョウダイと読みます/最近の報道なんかでは"きょうだい"と平假名表記にされることが増えています)のことを心配するあまりのことなんですよね。
なのでトオルが順調に育っていれば自然百子さんも笑顔が増えていき大団円を迎えることも出来たよな……とこの時点では思うわけですが。
#7
その百子さん篇。トオルが殆ど出てこない回。
ゲンの特訓にも参加ブーメランをぶつけまくります。猛も一緒に。これが後のミドメランである。
#8
藤木悠さんて結構体格がいい。海底軍艦/キンゴジ/モスゴジではそんなに感じなかったが。高島忠夫とか宝田明も高身長だったことが窺える。比して真夏竜って貧相だな。
その真夏竜がバイクアクションで躍動。ただ火薬の量が仮面ライダーシリーズ(特にV3と)より寂しい。
そして右足を真っ赤に光らせたキック。ただこの時の左足が早々に着地の体勢に入ってしまう辺りが仮面ライダーシリーズよりダサい。
俺が当時の子供だったら来週から違う番組観ようと思ったに違いない。
/**ベキラのこと**/
名前と鳴き声は本格派の趣。
ただ口から吐く火が花火のよう。この頃制作日程とか制作費が苦しかったのだろうかなどと勘繰ってしまう。

今書くべきことではないが、最終回ブラック司令を倒した(カオルの仇を討った)トオルは旅立つゲンを笑顔で見送る。初期のトオルであれば「なんで僕を一人残して行っちゃうんだよ馬鹿野郎!!」と泣きじゃくっていただろう。
とすればウルトラマンレオの物語はトオルの成長譚としては完成しているのである。
ただそこに百子さんとカオル/藤木悠(あっダンもか)がいないのが悲しい。