皆さん私のブログにようこそ\(^o^)/

毎日酷暑ですがいかがお過ごしですか?

もう立秋とは信じられないですね

残暑お見舞い申し上げます

 

KBCシネマで公開30周年記念4K公開「さらば、わが愛/覇王別姫」を

観てきました

 

監督 チェン・カイコ―

蝶衣レスリー・チャン 段小楼 チャン・フォー・イ 

菊仙 コン・リー

 

娼婦の母に京劇学校に捨てられいじめられていた小豆は

石頭と厳しい訓練の中本当の兄弟のように寄り添って暮らしていた

 

二人はコンビを組み蝶衣と段子楼として人気役者になっていく

二人の当たり役は覇王別姫だ

 

連理の翼のような二人だったが、段が菊仙という高級娼婦と結婚してから

段を密かに愛していた蝶衣との間に亀裂がはいる

 

失意の蝶衣は京劇のパトロンの袁ものとにみを寄せアヘンにふける

 

 

 

折しも時代は第二次世界大戦で日本軍の入城、中華民国、共産党、中華人民共和国と

そして文化大革命と時代は激動する

 

感想

あまりに壮大すぎて美しくて素晴らしくてなにを書いていいか

わかりません(>_<)

この映画のすばらしさを伝えるボキャブラリーがなくてもどかしい

それくらい胸を打つ映画でした

 

隅々まで行き届いた圧巻な映像美、精緻な衣装や小道具どちらもためいきものです。


そして蝶衣の美しさは性別を超えています

 

覇王別姫を演じるときの声は日本文化には

無くて独特なんですが鳥の囀りのようで

印象的です

 

そして所作も優雅でなんです。虞姫を演じている蝶衣は覇王を慕っているんですが

段を思うあまり、蝶衣に虞姫が憑依してるかのような迫真の演技をします

 

観ていて自分が生きているのが舞台なのか現実なのか

自分が男なのか女なのかもわからなくなって

しまっているんじゃないかと思うほどです

 

時代が移り変わり京劇を演じる環境も支配者も変わり

文化大革命で人も変わり裏切りが横行するなか

蝶衣の段小楼への気持ちはかわりません

 

永遠の夢を信じて段とともに生きようと望むのですが

段は菊仙と結婚して、菊仙も蝶衣の気持には気づいていますし

時代がそれを許しません

 

時が過ぎ段とともにいたいと蝶衣のとった行動には

胸がつかれ、段一筋に思いを定めた蝶衣の

思いに涙を禁じえません

 

これは生涯ベスト10に入りますよ!!

 

4Kだと涙すら透明で光ってみえます

 

皆様もまだ上映しているので是非劇場でご覧ください

3時間あっという間です

 

画像はネットからお借りしました

 

PS 夏になると父の実家に帰っていとこたちとよく

花火をしてすいかをたべました

ロケット花火がクライマックスだったんですが

みなさんの好きなはなびはなんですか?

 

私は手にもってこよりみたいなのに火をつけて

そこから色とりどりの火花がでる花火が好きでした